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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大人気さつまいも農家の
黄金色に輝く甘い干し芋

 

干し芋品評会金賞と茨城県知事賞のW受賞

 
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宮地 もうおいしくて止まりません。ずっと食べていたいくらい(笑)。こちらの干し芋は名誉ある賞を受賞されたそうですね。
 
照沼 はい、干し芋品評会というものがありまして、初めて出展した2016年に銅賞、翌年には金賞をいただきました。
 
宮地 すごい! ただ知識不足ですみません、干し芋品評会とはどのようなものなのでしょう。
 
照沼 この品評会は、干し芋生産量日本一を誇る茨城県で1年に一度開催されているものです。500件以上の干し芋農家がしのぎを削る一大イベントなんですよ。実は一定の基準があるので、出展するだけでも大変でして。
 
宮地 誰でも出られるわけじゃないのか。となると、その中で2年連続出展し、さらに受賞もするなんて、相当すごいことなんですね。審査はどうやって行われるのですか?
 
glay-s1top.jpg 宮地さんも手が止まらなくなるほど甘い干し芋
宮地さんも手が止まらなくなるほど甘い干し芋
照沼 専門の審査員の他に一般のお客様2000人に「ふつう」「おいしい」「すごくおいしい」の3段階で評価していただくシンプルな審査になります。だからこそ、忖度のない正直な結果が得られるんです。この品評会に出展すること自体、干し芋農家にとってはとても名誉なことなので、その中で一番高い評価をいただけたことは、この上ない光栄だと思っています。
 
宮地 さらにテルズさんは、茨城県知事賞もダブル受賞されたとうかがっていますよ。
 
照沼 はい、ありがたいことです。両方を受賞することは滅多にないことなので、私も驚きました。
 
宮地 私が審査員でもこの干し芋には満点をつけますよ。それくらい際立っていると思います。
 
照沼 ありがとうございます。甘さだけならもっと甘いものがあるでしょう。しかし、ただ甘ければ良いというわけではないので、その匙加減が難しいんです。一番おいしいときを見極めて、袋詰めのタイミングにも気を遣っています。
 
宮地 それだけ丁寧に向き合っていらっしゃるから、甘いけど無理のない自然な甘さというか、絶妙な味わいなんですね。くどくないから、飽きずに毎日でも食べられそう。どうしよう、本当に止まらない・・・このままだと一袋ペロッと食べちゃいそうです(笑)。