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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

制約にとらわれない
自費による訪問看護

 

時間や場所など制約にとらわれないサービス

 
石黒 具体的に、保険適用の公的な訪問看護サービスと保険外の自費による訪問看護サービスとでどう違うのでしょう。
 
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棚川 最も大きな違いは、利用時間や滞在時間ですね。保険を使ったサービスの場合、各訪問看護ステーションはその地域の複数の患者様を同時に受け持つため、1件あたりに滞在できる時間は長くても90分以内とされています。さらに、利用可能な保険点数によっては滞在時間だけでなく、利用できる訪問回数なども厳密に定められるため、患者様ご本人やご家族が必要なタイミングにどうしても合わないこともあるんです。
 
石黒 時間の制約だけでなく、利用できる回数も限られているとは知りませんでした。でも、自費によるサービスなら本当に必要としているときに利用できるというのは、とても大きなメリットだと思います。
 
棚川 ほかにも保険を使ったサービスの場合、居住している自宅や施設以外への訪問はできないといった、場所の制約もあるんですよ。
 
石黒 介護や看護を必要とされる方やそのご家族にとって、それは非常に悩ましい問題ですよね。実は、ママさんバレーボールのチームに障害を抱えるお子さんがいるママ友がいて、話をよく聞くんです。その子の面倒を見ながらだとなかなか頻繁に出かけられず、その子の兄弟たちも遊びに連れて行けなくて心苦しいと言っていました。
 
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棚川 私もそのようなお悩みのご相談はよくうかがいますね。弊社のサービスであれば、ご自宅以外の場所でも付き添うことができるため、飛行機や新幹線での長距離移動にも対応できますよ。お買い物や旅行はもちろん、お子さんやお孫さんの結婚式に出席したい、遊園地などに遊びに行きたいというご要望にも対応し、現地に付き添いながら必要に応じて看護を行えるんです。
 
石黒 それはいいですね! 「出かけた先でもし何かあったら」と、不安でなかなか外出できない方は多いでしょうし、外出先にも付き添っていただけるのは、利用者さんやご家族は本当に嬉しいと思いますよ。