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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

遺品整理士が寄り添う 愛ある終活サポート
有限会社RIATEC 代表取締役 生川慶彦

 
プロフィール 奈良県出身。24歳のとき、産業廃棄物処理会社に就職。さまざまな現場における廃棄物処理の経験を積む中で個人宅向けのサービスにやりがいを感じ、独立を決意。妻の祖父が創業した(有)田中環境管理センターを先代から引継ぎ、2019年に(有)RIATECとして組織変更した。遺品整理や生前整理に伴う不用品の処理や貴金属・骨董品の買い取り、特殊清掃、不動産整理など、終活に関わる諸々の作業をトータルサポート。本社がある奈良県を中心に、関西エリアで事業展開している。
 
 
 
誰にも等しく訪れる、人生の最期。“そのとき”をどのように迎えるかを生前に考えるのが「終活」である。有限会社RIATEC(リアテック)の生川慶彦代表取締役は、終活におけるすべてにワンストップで対応するべく、顧客一人ひとりに真摯に向き合う。生川社長は、売り上げの一部で、子ども食堂のサポートをしたり遺品・生前整理で回収した品物を寄付したりと、社会貢献にも力を注ぐ。目指すのは、愛ある終活サポートでの“三方よし”だ。
 
 
 

“生きた証”に触れる、繊細な仕事

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 本日は、遺品整理・生前整理に伴う不用品回収や特殊清掃などを行うRIATECの生川代表にお話をうかがいます。生川社長にB-plusの対談でお目にかかるのは約1年ぶりですね。
 
生川 畑山さんに再びお会いできることを楽しみにしていました! 対談をきっかけに、たくさんのお問い合わせをいただけるようになったんですよ。おかげさまで、業績も右肩上がりです!
 
畑山 順調に業績を伸ばしておられるとのことで、私も嬉しいです。今は、スタッフさんは何人くらいおられるんでしょう。
 
生川 レギュラーメンバーが5人、応援に来てくれるスタッフが5人、総勢10人ほどで仕事に当たっています。
 
畑山 会社の活況が伝わってきます。最近では、「終活」がすっかり定着しました。生前整理の必要性がメディアに取り上げられる機会も多くなった分、お忙しいんじゃないですか?
 
生川 おっしゃる通りで、だからこそなおさら、一つひとつの案件を大事にするよう努めています。私たちの仕事は、お客様が大切にされてきた“生きた証”を取り扱う作業。常に繊細さを心がけて、ご依頼に向き合っています。