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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

無農薬の食用バラで
心身を美と健康に導く

 

女性や障がい者、シニアが活躍できる農業を

 
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タージン ローズベジの栽培ハウスは奈良県にあるそうですね。
 
小林 はい。こちらがその写真です。当初は1棟だったのが、現在は2棟で栽培しています。
 
タージン おお、とてもきれいです! ここで日々、栽培が行われているのか。事業に参画している学生さんたちの反応はいかがですか?
 
後藤 非常に興味を持ってくれています。実は、私や林教授はローズベジの開発にあたり、農業に対する若者のネガティブなイメージを覆したいという思いも持っていました。だから学生さんたちの反応は嬉しい限りですね。
 
タージン 若者の農業離れに歯止めをかけるには、まず興味を持ってもらうことが大事ですよね。個人的には、女性の農業参入もここから広がっていきそうな気がします。さまざまな分野で女性の社会進出が活性化している昨今、「バラ農家」という響きは女性にも魅力的じゃないかな。
 
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後藤 ポリエステル繊維培地は土や水よりも軽いので、女性でも作業しやすいですからね。こぼれても土のように汚れませんから、ベランダでの自家栽培も可能です。また、農作業の負担が少ないこの栽培形式なら、障がい者やシニアの雇用創出にもつながると考えています。
 
タージン ハウスの写真を見ても、培地が地面から高いところに設置されていますね。これならお年寄りも腰を曲げずに済みますし、例えば車いすの方でも作業しやすいですね。ポリエステル繊維培地の軽さが活きた作業環境だと感じます。いやぁ、後藤代表は非常にいろいろなことを考えていらっしゃる。雰囲気はエレガントなマダムなのに、とても精力的だ!
 
後藤 常に頭を働かせ、チャレンジする。それが人生を充実させるコツ、考え方ですよ。
 
タージン 後藤会長は、“人生を楽しむ”の体現者ですね。今日はローズベジのお話を聞いて、食用バラへの理解が一気に進みました。今まで鑑賞するものというイメージしかなかったバラが、実は食べられる品種があり、しかも栄養も豊富だとは驚きましたよ。今後はバラの見方も変わりますね。貴重なお話をありがとうございました。バラが当たり前のように食卓に並ぶ日を、楽しみにしています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
人生にも仕事にも、さまざまな困難があると思います。それでも、常に挑戦を続けていれば多くの出会いがあり、学びも得られるので、楽しみが見つかるはずです。
(後藤和子)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社R-koko
■ 本社 〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町3-1-8 プロスパー平野町ビル903
■ 事業内容 医薬部外品・化粧品・健康食品の企画・製造・販売/OEM商品の企画・製造
■ 設立 平成25年1月
■ ホームページ http://r-koko.co.jp
http://nattofarm.com (ナットーファーム株式会社)