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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

独自の教育メソッドで 
第一志望合格を現実に!

 

1ミリの成長が成功につながる

 
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学習力アップのための講演会や有名著者共同で教育セミナーも実施
石黒 まずは、自分にできることをして、目標を達成することが大事だということですね。考えてみれば、勉強のできない生徒は自分を卑下する傾向がありますよね。「やってもどうせできない」とか「前も失敗したから今回も失敗する」とか。
 
平島 そうです。自分が成長するビジョンを頭で描けないんですよ。大人はよく「自信を持ちなさい」と子供にアドバイスします。でも、どうやったら自信が持てるのか、子供たちにはわからない。自信は、過去に培ってきたものから生まれるのですから、成功体験がないと考えている子供は自信を持ちようがありません。
 
石黒 わかります。でも、どんな子供にも成功体験がないわけではありませんよね。何かにチャレンジして、それができたという体験は誰にでもあるはず。
 
平島 その、1ミリの成長を成功として捉え、それを繰り返すことが自信につながります。定期テストでいつも30点くらいしか得点できない生徒が、90点取るという目標を立てたとしましょう。そのために死にものぐるいで頑張って、結果77点だった。「結果思考」の人は、目標に到達できなかったことを嘆き、自分を責め、「俺には才能がないんだ」と挫折してしまいます。しかし「プロセス思考」の人は、30点から47点も上がったことを喜び、「今回、77点取れたのだから、次は90点取れる」と考える。自分の努力が成功に結びついたと捉えることができるんですね。
 
石黒 なるほど! 前を向くか後ろを向くかで自身の将来が変わってくるわけですね。私は高校生の頃から芸能界に入ることを決めていたので大学に進学するつもりはありませんでした。でも、突如受験をすることになって、2ヶ月間で中学・高校の勉強を総ざらいしたことがあります。結局、大学は中退してしまいましたが、当時の経験は、今も自信の源になっていますよ。
 
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平島 僕も受験生時代、2週間で物理の偏差値を32から78まで上げたことがあるんです。そのことは大きな自信になりました。そもそも目標は、3つくらいに分けたほうがいいんですよ。レベル1は絶対にクリアできる目標。レベル2は頑張ればなんとかクリアできそうな目標。レベル3は高い目標。レベル1を着実にクリアしていくことで自信を培うことができ、次のレベルに挑戦していく気持ちも湧いてきます。達成できる目標を着実にクリアしているうちに、目標の立て方も上手くなり、夢を着実に現実へと変えていく力が身につきます。