“食”のプロが手がける
障害福祉サービス事業
食に特化した福祉という新たなスタイル

水野 なるほど。だから「食に特化した福祉」という新しいスタイルが生まれたんですね。
大地家 はい。弊社の目標は「自分たちで育てたものを、無駄なくいただく」仕組みをつくることです。農業から福祉、そして食卓までを一つの流れでつなぐ。それが弊社の最大の強みだと思っています。それに先ほどもお話ししたアクアポニックスも、その一環です。魚と野菜を同時に育てる循環型システムなので、それぞれを別々に行うよりも水の消費が少なく済むんです。しかも、水耕栽培ですから、空いている土地や都市部の狭いスペースの有効活用にもつながるんですよ。
水野 食材だけでなく、栽培や養殖に使う水や、場所まで無駄なく活用する。まさにSDGsに直結する取り組みだと思います。

水野 食を中心に据えた福祉という新しい価値観が、農業支援や地域活性化にまでつながるというのは本当に素晴らしいですよ!