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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

多様なコースで指導
老若男女が集う書道教室

 

どれだけ上達しても終わりがない書道の魅力

 
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狩野 浜辺代表は、これまでに数々の賞に輝かれ、直近では読売新聞社賞を受賞されています。野球に例えると、プロの一流選手が見せるトリッキーなバッティングもそうであるように、書道の世界で権威ある賞を受賞するには、どんなに個性的な作品に見えても、やはり基本が大事ですよね。
 
浜辺 そうですね。バッターでもピッチャーでも基本がまずあって、そこからその人なりのフォームに変えていくでしょう? 書道も同じですね。筆先が柔らかいので、ちょっとずつ変えていきます。そして、線質を見せていく。にじみやかすれが、どうすれば望んだ線にできるかを追求するわけです。
 
狩野 なるほど。かすれを表現するのって難しそうです。
 
浜辺 ええ。例えば、与えられた紙に書くとすると、筆を墨につけて紙へ持っていったとき、墨がどのようにその紙にくっついていくかによって、筆をどう運び、どう開閉するかを一瞬で決めなければなりません。紙と筆と墨の相性を瞬時に見極める、その技術が必要になってきますね。
 
狩野 とても奥深いです。一瞬の判断が求められるところは、野球にも通じる気がします。先ほど、浜辺代表は20歳頃に書道を始められたとうかがいました。それからの人生で、ずっと情熱を傾けるぐらいにのめり込んだのは、どうしてだと思いますか?
 
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浜辺 字が上手になりたいという気持ちから出発して、私の先生が書くものを真似してみても、全然できないんですよ。どんなに見て何回書いても違うんです。いい作品を見たら、感動しますし少しでも近づきたいと思うじゃないですか。だけど、終わりがないから、続けられるんでしょうね。
 
狩野 私も現役時代、スター選手と呼ばれる先輩がたくさんいました。向上心を持ち続けることが大切だとあらためて感じます。
 
浜辺 おっしゃる通りですね。まだまだすごい先生がいらっしゃいますからね。展覧会に行ったり、いろいろな機会に勉強したりするたびに、こういう書き方もあるのかと気付かされ、また勉強の繰り返しです。
 
狩野 こうしてお話ししていて、浜辺代表のもとに生徒さんが集まるのもうなずけますよ。今、若い世代がどれぐらい書道に関心を持っているかわかりません。でも、日本に根付いた素晴らしい文化ですから、残していきたいですよね。浜辺代表のように実績があって、なおかつ柔軟な考えを持った方が先頭に立って、どんどん書道を広めていってください! 私も応援しています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
きれいな字というのは形だけで、字の太さや細さ、墨の色はそれぞれ異なります。同じ形の字は生み出せないからこそ、楽しいと感じますね。
(浜辺楠舟)
 
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