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  • 月刊ブックレビュー  vol.81  『ESGはやわかり』 まったくの偶然ですが、昨年の3月も日経文庫の本を取り上げていたことに気付きました(vol.69『サブスクリプション経営』)。せっかくなので読み返して、気付いた共通点が1つ。ブームにのって煽るような書き方になっていない点は、今回の本も去年の本も共通だと思います。

  • 月刊ブックレビュー  vol.80 『6つの力を養い、理想の働き方を叶えるトレーニング』 なるほど、なるほど。こういう本ですね。テーマ買いのジャケ買いで選びましたが、これはこれでいいと思います。実際に書かれた内容をやれば効果はあるからです。唯物論の良さ、唯物論的思考の健康さはこういうところ。「筋肉は裏切らない」ですもんね。

  • 月刊ブックレビュー  vol.79 『オペレーショントランスフォーメーション ニューノーマル「変革」する経営戦略』 年末に旧友二人と会っていて、年明け正月休みは何日までか、という話になりました。Web 関係やイベントプロモーションの総合制作会社に勤務する一人は、「今年後半結構土日出勤したからなぁ。代休使って18日まで休むつもり。休める休めへんやない、休む」と答え、大手IT企業勤務のもう一人は「有休が溜まってるんで、だいぶ休みます」と答え。言わずもがな個人事業主の評者氏は3日から稼働が決定しており、「なんなん君ら(笑)」とツッコミを入れたことでした。

  • 月刊ブックレビュー  vol.78 『建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル』 「業界ガイド本」あるいは「業界展望図書」とジャンル分けしたらよいでしょうか。vol.73で『未来イノベーションに投資しよう』(野村證券投資情報部編)を評した感覚からは、建設業界限定の「投資判断用参考書籍」の本にも読めます。とはつまり、投資家ではない一般読者も「テックイノベーションでこんな未来が拓けるんだ!」とワクワクしながら読める、楽しい書籍になっているということです。「『鉄腕アトム』がサイエンス・フィクションなら、こっちはテクノロジー・ノンフィクション」と言えば、ニュアンスが伝わるでしょうか。

  • 月刊ブックレビュー  vol.77 『景気回復こそが国守り 脱中国、消費税減税で日本再興』 本書はネットテレビ局「林原チャンネル」で放送中の『田村秀男の経済ひとりがたり』を書籍化した本。「語り」が基調なので読みやすい、わかりやすい一冊になっています。「経済には馴染みがないんだよなぁ」という人も構えずに読める点は、本書が多くの人に読まれるべきだと思う理由のひとつです。

  • 月刊ブックレビュー  vol.76 『社長、会社を継がせますか? 廃業しますか? 誰も教えてくれなかったM&A、借金、後継者問題解決の極意書』 評者がよくお仕事をご一緒させていただく経営コンサルタント氏は、「中小企業は2023年にえらいことになる」と警鐘を鳴らしています。2020年現在、新型コロナ禍対応の支援策として、政策金融公庫や商工中金が中小企業への融資を増やしていますが、実質無利子あるいは超低利で貸す優遇措置が大体3年期限になっており、2023年に中小企業の大廃業時代が始まるというのです。「借りずに今潰れるか、借りて3年間何もしないで3年後に潰れるか、借りて3年間のうちに新しいビジネスモデルをつくって成長するか――。選択肢は三つしかないんだよ中小企業は! キツイけど!」とは、氏の今年8月の檄。

  • 月刊ブックレビュー  vol.75 『探究型読書』 今月の本は何にしようかと思って書店に入り、平積みされていた表紙が目に飛び込んできて「おおっ!?」と思い、ほとんど迷わず値段も見ず、決めた本。なにせ著者が、あの「千夜千冊」の松岡正剛氏を所長にあおぐ編集工学研究所。帯は「著者の思考モデルを借り、短時間で高速に情報編集する。全く新しい読書法」です。「はじめに」の最初の段落には「今回ご紹介する探究型読書は、松岡正剛が半世紀にわたって積み上げてきた読書と情報編集にまつわるさまざまな方法を組み合わせてメソッド化したものです」とあります。これはもう即買いだったわけです。

  • 月刊ブックレビュー  vol.74『コロナが加速する格差消費 分断される階層の真実』 「自分もついに三浦展に手を出した」と思いながら読んだ本。「三浦展読者」とカテゴライズされる一群がマーケティング的に見込めるものかどうか、評者は知りませんが、なんとなくそういうふうになっている、されている雰囲気は感じていました。

  • 月刊ブックレビュー  vol.73 『未来イノベーションに投資しよう』 「はじめに」にこうあります。「本書では、個人投資家および投資に興味がある潜在的な投資家を対象読者として想定しています。ただし、テクノロジーやイノベーションの未来について考えることはこれからの社会の行方を想像することとほぼ同義であることから、日々ビジネスの最前線で活躍されているビジネスパーソンや多くの可能性を秘めている若者たちにとっても有益になるような、内容や構成を心がけています。」(p5)

  • 月刊ブックレビュー  vol.72 『日本人とインド人』 今まで読んだなかで「これは本気で役立った!」と思う本の一冊に、台湾出身の作家、邱永漢氏が書いた『中国人と日本人』(中公文庫)があります。中国人の民族性、文化、物の考え方を知るうえではもはや現代の古典と評されるほどの作品で、「中国待望論」あるいは「中国脅威論」が今のように一般の日本人の強い関心対象になる前にこの本を読んでいたおかげで、それ以降、そのどちらに対しても過剰な反応を示さずにすみました。言うまでもなく、「中国待望論」は経済界の文脈に、「中国脅威論」はカタカナ語としてのナショナリズムに、それぞれ容易に回収されます。どちらにも与さず一市民としてフェアな視点を保つことは、他者への、ひいては他国への、正しい理解を持つことにつながると思います。

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