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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 
 

好きなことだけを選択し
より楽しい道を突き進む

 
揚げないでつくる「ごっくんコロッケ」や、ブロッコリーを丸ごとつかった「ブロッコリーのたらこソース」など、ユニークなレシピで広く知られ、その料理のおいしさで人気を博している料理愛好家の平野レミさん。インタビューでは「好きなことだけをやって生きてきた」と笑って話してくれた。そんなレミさんのお話から、仕事を楽しむヒントを探った。
 
 

エッセイがきっかけで料理を仕事に

 
私が料理を仕事にすることになったきっかけは、イラストレーターの和田誠さんとの結婚だったかもしれません。夫は仕事柄、俳優、歌手、作曲家などの著名人をよく自宅に招いていました。私はその際に、冷蔵庫にあるもので簡単な家庭料理をつくって出していたんです。そうすると、みなさん喜んでくれるんですよ。
 
その中に、ジャズピアニストの八木正生さんがいました。八木さんはとてもグルメな方で、『四季の味』という雑誌で食に関するエッセイを書かれたこともあります。そのエッセイの特徴的なところは、毎回書き手が変わるところ。それも、書いた人が次の人を指名するリレー形式だったんです。八木さんは、私の振舞う料理を気に入ってくれてか、ご自身の次の書き手に私を指名してくださったんですよ。それが料理に関する初めての仕事でした。
 
そうして『四季の味』が店頭に並ぶと、その日のうちから料理の仕事の依頼がくるようになりました。私も料理が大好きだったので、自然とのめり込んでいったんです。最初のうちは、和田誠さんの妻として、「旦那さんにどんな料理をつくっているのか」という注目のされ方でしたね。それがいつの間にか、「平野レミさんの得意料理は何なのか」ということも聞かれるようになりました。私自身にフォーカスを当てた仕事になっていったんです。
 
当時は幼い息子もいたので、育児と両立しながらの仕事でした。義母や母、友人の協力がなければとても仕事はできませんでしたね。息子が幼稚園に入ると、息子のお友だちのお母さんに、数時間だけ面倒を見てもらうようにお願いすることもありました。本当にありがたかったですね。女性が育児と仕事を両立するには、やはり周囲の協力が必要だと思いますよ。
 
 
 
 
 

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