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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

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若い頃は喘息などに悩まされ、「身体は強くなかった」という丸山氏。長く現役を続けられないかもしれないという思いがあったことが、現役後の活動を早くから考えさせる契機になっていたようだ。しかし、そうした活動に取り組めるのは、ゴルフの世界で結果を出してきたからこそ。自らの力で結果を出し、道を切り開いてきた丸山氏は、これからも目の前の苦境を打開していくのだろう。
 
 

厳しく自己管理できる人間が結果を出す世界

 
 ゴルフの魅力はその奥深さにあります。そして、試合中に頼れるのは己の力だけ。だから、本番で存分に力を発揮するには、心技体の全てが充実していなければならない。そのために、自己管理を徹底して継続することが重要です。これができない人にはゴルフで結果は出せない。サボることなく練習をして、練習をして、練習をする。その繰り返し。でもぼくの場合は、その練習を楽しみながらやってこられたのが良かったんだと思います。もちろん、若い頃にはいろいろな誘惑があるし、それに負けてしまいそうになることもありましたよ。でも、ゴルフのほうが大事だと思えたし、ゴルフをしている時間が他の何よりも楽しいひと時だった。 
 
 ようするに、性格がゴルフに向いていたんですね。小さい頃はたくさんの団体競技を経験しましたけど、そもそも、集団行動があまり好きじゃなかったから(笑)。自分のことは自分で決めて、自分の考えで行動したい。そういう性格だったんです。だからこそ、ここまでやってこられたんだと思います。
 
 これからはプレイヤーとしての挑戦を続けるだけでなく、これまでに手をつけられていなかった部分でも力を発揮していきたいですね。たとえば、ぼくと同じ世代のビジネスパーソンの方々って、今は大手企業の役員クラスになっている人もたくさんいると思うし、いずれは経営者になるかもしれない。そういう方々とフランクな付き合いができれば、新しいスポンサーの名を冠した大会も開けるかもしれないでしょ? そういう活動を通して、ゴルフ界に貢献したいなって思います。
 
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丸山氏はそう言って、屈託のない笑みを浮かべる。アメリカで「スマイルアサシン」と評されたその笑顔と親しみのあるパーソナリティーを持ってすれば、丸山氏の願いはきっと達成されるのではないかと感じる。
 
 

尊敬され、好感を持たれる人間に!

 
 でも、それを実現していくためには自分が人から尊敬されるような人間にならないといけないし、ぼくの話に魅力を感じてもらえるように努力しないとダメですよね。解説者としての仕事もそうです。もっと視聴者の皆さんにゴルフのおもしろさや、奥深さを伝えられるようにしたいし、解説そのものも楽しんでもらいたい。解説に限らず、他のメディアの仕事であったり、イベントであったり、積極的に活動して自分自身とゴルフのことをアピールして、「丸山茂樹、おもしろいな」とか「こいつとビジネスの話をしてみたら、何かが得られるかもしれない」とか、そんなふうに思ってもらえるようになりたい。そのために、これからもゴルフを通じてたくさんの活動をしていきます!
 
 
 
(インタビュー・文 佐藤学 /写真 Nori)
 
 
 
丸山茂樹 (まるやま しげき)
 
1969年9月生まれ。千葉県出身。
 
日本大学卒業後の1992年にプロ入り。国内で輝かしい実績を残し、2000年から米PGAツアーに参戦。2001年の「ミルウォーキーオープン」で米PGAツアー初優勝を果たすなど計3勝を挙げた。2009年からは再び国内ツアーを主戦場とし、通算10勝をマーク。現在はジュニア育成や解説者としての活動も展開する他、カフェ経営者としての顔も持つ。
 
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オフィシャルサイト
 
http://www.team-maru.com/jrf/index.html (一般財団法人 丸山茂樹ジュニアファンデーション)
 
http://www.58gc.com (ファイブエイトゴルフクラブ)
 
http://www.urthcaffe-japan.com (アースカフェ)
 
 
 
 
(この情報は2014年5月1日現在のものです)
 
 
 
 

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