インタビュアー 宮地真緒(女優)
五十嵐 化学肥料や農薬、除草剤を使わないことです。土にも環境にも負担をかけない有機農業を徹底して、安心しておいしく食べてもらえる野菜をつくっています。いくつか野菜をご用意したので、宮地さんも食べてみてください。
宮地 ありがとうございます!赤いオクラに丸いズッキーニ、西洋ナスまで、初めて見るものばかりですよ。朝採れ野菜をそのまま丸かじりできるなんて幸せです・・・わあ、生でこんなに甘いんですか!
五十嵐 普通のオクラは断面が五角形ですけれど、ここでは丸い品種を育てています。丸いほうが大きくなっても柔らかいんですよ。西洋ナスも周りではあまりつくられていない品種を選ぶようにしています。そのほうがお客様にも喜んでもらえるんです。丸いズッキーニも食べ応えがありますし、おいしいですよ。
宮地 見た目はまるでカボチャのようなズッキーニですね(笑)。初めて見ました!これだけ珍しいお野菜が並ぶ中で、特に力を入れているのが秋冬のニンジンだとか。私は淡路島の出身で、地元は玉ねぎが有名なんです。でもニンジンが大好きで(笑)。千切りにして炒める「しりしり」をよくつくります。
五十嵐 でしたら、そこへ辛口のポテトスナックを細かく砕いて混ぜてみてください。おつまみにピッタリですよ。
宮地 最高です(笑)。早速つくってみます。お野菜の食べ方まで教えていただけるなんて嬉しいです。

宮地 すごいこだわりですね!そもそも五十嵐代表が農業に出合ったきっかけは何だったのでしょう?
五十嵐 もともとは福祉系大学で事務の仕事をしていました。ただ、就職氷河期と呼ばれた世代で、この先も安定して働き続けられると思えなくなってしまいましてね。「せっかくなら生涯打ち込める仕事を」と考えて、行き着いたのが農業です。一から学ぶために大手飲食チェーンの自社農園に飛び込んで、10年かけて有機栽培と経営を身につけました。


