プロフィール 建築会社の電気部門を経てイベント会場設営会社に転職し、電気部門を中心に10年間経験を積む。その後、培ったノウハウをもとに独立し、(同)GARAGEを設立。現在はイベント・フェスにおける電気工事の設計・施工・現場管理を手がけている。また、アパレルブランドを立ち上げて独自デザインの作業着や子ども服の販売事業も展開中。
イベントの電気工事の設計・施工・現場管理を手がける合同会社GARAGE。伊藤拓也代表は、業界に新しい風を起こすべく独立。私用のガレージからスタートして以来、信頼関係を大切にする姿勢で事業を展開している。新たなステージを目指す同氏に、元K-1ファイターの武蔵さんがインタビューした。
武蔵 まずは、会社を立ち上げるまでの伊藤代表の歩みを教えてください。
伊藤 高校卒業後、建築会社に就職して電気部門を担当していました。3年ほど経験し退職したのち、イベント会場を設営する仕事に注目しました。建設現場より楽しそうだったので転職したのですが、その会社では「前職で電気の経験がある」ということで、当時立ち上げたばかりの電気部門に配属されたんですよ。
武蔵 せっかく転職したのに、前職と同じ業務をすることになった、と。
伊藤 そうなんです。でも建設現場とは違って働きやすく、10年ほど勤めました。ただ、会社員でいる限り、組織のルールでしかできないもどかしさがありました。ですからダメもとで、「自分でやってみよう」と当社を立ち上げたんです。40歳や50歳で起業するのではなく、経験は浅くても若いうちに挑戦したいという思いが強くありました。
武蔵 勇気をもって独立されたのですね。ちなみに、社名の由来は何でしょうか?
伊藤 実は当社の倉庫は、私用の車庫だったんです。独立する際、他の場所を借りると賃料で経営が厳しくなると考え、倉庫にしました。その経緯を踏まえ、社名をGARAGEにしたんです。
武蔵 なるほど。独立した頃の初心を大事にするという意味でも、良い社名ですね!伊藤代表はイベントやフェスの電気工事全般を手がけていらっしゃるということで、それも関係してか、ミュージシャンのような雰囲気もありますよね。私も音楽が好きで、フェスやライブによく行きます。照明って、イベントに命を吹き込む大切な存在だと思うんです。
伊藤 私も同感です。照明や電気設備はイベントの成功を左右する重要な部分ですから、責任とやりがいを感じながら日々取り組んでいます。
武蔵 独立前に勤めておられた会社ではどのような制限があったのでしょう?
伊藤 制限というよりは、会社員でいる限りは当然のルールがあります。その中で、「自身のやり方で仕事をしたほうが、効率が良いのでは?」と思うことが日々多くなってきました。業界的には人手不足で猫の手も借りたいほどでしたから、自身のやり方で挑戦し、改善したいと思いました。
武蔵 環境を変えたいという思いが、独立への原動力になったわけですね。
伊藤 はい。また、日々の現場で多くの同業者と知り合えたことも大きかったですね。独立すれば、いろいろな方と仕事仲間として関係を築きながら、一緒に仕事ができると思ったんです。実際に独立して自分で仕事を受けるようになってからは、信頼できる仲間と連携しながら事業を進めています。
武蔵 ところで、この業界で新規参入することに困難はありませんでしたか?
伊藤 現実はとても厳しかったです。会社員時代の肩書きもなくなり、会社を経営するという、今まで感じたことのない大きな責任感と不安がありました。ですが、自信だけは強く持ち、毎日積極的に仕事に取り組みました。結果的に自分のこれまでのキャリアが信用材料にもなり、そこは恵まれていたと思います。前の会社ともご縁があり、今は外注業者として取引をさせていただいています。
武蔵 信頼によって、人脈を築いてこられたんですね。きっと、伊藤代表のお人柄あってこそなのでしょう。仕事をするうえで何を心がけておられますか?
伊藤 かつては成果を出すことにとらわれていましたが、今は“人”を何よりも大事にしながら働いていますね。この業界には職人気質でぶっきらぼうな人も少なくありません。でも、膝を交えて話してみると、通じ合える人も多いんです。年齢や性別を問わず交流することで、「GARAGEさんにまた頼みたい」と言っていただけるケースが増えてきました。
勇気をもって若くして独立
伊藤 高校卒業後、建築会社に就職して電気部門を担当していました。3年ほど経験し退職したのち、イベント会場を設営する仕事に注目しました。建設現場より楽しそうだったので転職したのですが、その会社では「前職で電気の経験がある」ということで、当時立ち上げたばかりの電気部門に配属されたんですよ。
武蔵 せっかく転職したのに、前職と同じ業務をすることになった、と。
伊藤 そうなんです。でも建設現場とは違って働きやすく、10年ほど勤めました。ただ、会社員でいる限り、組織のルールでしかできないもどかしさがありました。ですからダメもとで、「自分でやってみよう」と当社を立ち上げたんです。40歳や50歳で起業するのではなく、経験は浅くても若いうちに挑戦したいという思いが強くありました。
武蔵 勇気をもって独立されたのですね。ちなみに、社名の由来は何でしょうか?
伊藤 実は当社の倉庫は、私用の車庫だったんです。独立する際、他の場所を借りると賃料で経営が厳しくなると考え、倉庫にしました。その経緯を踏まえ、社名をGARAGEにしたんです。
武蔵 なるほど。独立した頃の初心を大事にするという意味でも、良い社名ですね!伊藤代表はイベントやフェスの電気工事全般を手がけていらっしゃるということで、それも関係してか、ミュージシャンのような雰囲気もありますよね。私も音楽が好きで、フェスやライブによく行きます。照明って、イベントに命を吹き込む大切な存在だと思うんです。
伊藤 私も同感です。照明や電気設備はイベントの成功を左右する重要な部分ですから、責任とやりがいを感じながら日々取り組んでいます。
人が仕事を生み事業を支える
武蔵 独立前に勤めておられた会社ではどのような制限があったのでしょう?
伊藤 制限というよりは、会社員でいる限りは当然のルールがあります。その中で、「自身のやり方で仕事をしたほうが、効率が良いのでは?」と思うことが日々多くなってきました。業界的には人手不足で猫の手も借りたいほどでしたから、自身のやり方で挑戦し、改善したいと思いました。
武蔵 環境を変えたいという思いが、独立への原動力になったわけですね。
伊藤 はい。また、日々の現場で多くの同業者と知り合えたことも大きかったですね。独立すれば、いろいろな方と仕事仲間として関係を築きながら、一緒に仕事ができると思ったんです。実際に独立して自分で仕事を受けるようになってからは、信頼できる仲間と連携しながら事業を進めています。
武蔵 ところで、この業界で新規参入することに困難はありませんでしたか?
伊藤 現実はとても厳しかったです。会社員時代の肩書きもなくなり、会社を経営するという、今まで感じたことのない大きな責任感と不安がありました。ですが、自信だけは強く持ち、毎日積極的に仕事に取り組みました。結果的に自分のこれまでのキャリアが信用材料にもなり、そこは恵まれていたと思います。前の会社ともご縁があり、今は外注業者として取引をさせていただいています。
武蔵 信頼によって、人脈を築いてこられたんですね。きっと、伊藤代表のお人柄あってこそなのでしょう。仕事をするうえで何を心がけておられますか?
伊藤 かつては成果を出すことにとらわれていましたが、今は“人”を何よりも大事にしながら働いていますね。この業界には職人気質でぶっきらぼうな人も少なくありません。でも、膝を交えて話してみると、通じ合える人も多いんです。年齢や性別を問わず交流することで、「GARAGEさんにまた頼みたい」と言っていただけるケースが増えてきました。



