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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

歴史や文化を守り続ける セキュリティの第一人者
株式会社Valtecce 代表取締役 黒岩達也

 
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インタビュアー 石黒彩 (元モーニング娘。)
石黒 黒岩社長が運営する株式会社Valtecce(バルテクス)さんでは、美術館や博物館の内装工事と防犯対策の施工を手がけているそうですね。
 
黒岩 はい。内装工事とセキュリティ機器を組み合わせ、全国各地の美術館・博物館を主対象に、大切なものの価値を守るための空間づくりをお手伝いしています。各施設の防犯対策を担う設計事務所と連携し、アーカイブを守る視点での空間づくりを行っているんですよ。
 
石黒 芸術作品をはじめ公共性のある文化資産を守るお仕事なんですね。
 
黒岩 入室権限のある方を確実に入室させ、不審者の侵入を防ぎ、水害や地震などの災害対策を行い、貴重な展示物などを守ります。美術館や博物館のみならず、文化財を扱う地方自治体の収蔵施設や各省庁、企業などでの保全にも力を入れているんです。
 
石黒 そういう目立たない領域でも、Valtecceさんのような会社が活躍しているんですね!
 
黒岩 石黒さんは私と同じ北海道出身ですよね。北海道内でも仕事をさせていただきました。仕事をした施設は、北海道の独特な文化や世界観を持ち、どのような生活を営んでいたかを知ることができます。
 
石黒 大切なことを伝えてくれる施設なんですね。そもそも黒岩社長は、どのような経緯で今のお仕事を始められたのですか?
 
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黒岩 私は大学で建築を専攻し、卒業後に入社したゼネコンで現場監督や設計、広報、管理職などを経験しました。その後転職したのがセキュリティの会社だったんです。働いていて気付いたのは、ITだけでなく物理的なセキュリティも必要なのに、日本では浸透していないこと。その問題意識を持って、弊社を立ち上げました。
 
石黒 社会のセキュリティ対策に課題を見出し、物理的なセキュリティというソリューションを携えて起業されたんですね。でもなぜ日本は、セキュリティに遅れを取っているのでしょう?
 
黒岩 隣国と地続きのヨーロッパ諸国は昔からセキュリティの意識が高かったのですが、島国の日本はそうではありませんでした。今からでも、セキュリティ意識を高める必要があります。