「経営者を支えたい」を原点に
経営判断を支える税理士
数字を次の一手の判断材料として示す

矢野 そうかもしれません。経営者の方は、特に創業から間もない場合や、社内に十分な人員体制が整っていない場合、集客や営業、契約、現場、従業員のことまで、お一人で会社のあらゆることに目を向けておられます。日々多くの判断を求められる中で、さらに経理や税務といった数字のことまで考えるのは、やっぱり大変ですからね。
石黒 現場には強くても、慣れない経営には苦戦しているという経営者の声をよくお聞きします。それに、立場的に弱みを見せたくなくて質問ができず、わからないことを曖昧なまま進めてしまう方もおられるのでは?
矢野 そうですね。でも、申告など、わからないまま進めると後で大変なことになりますよね。ですので、聞きにくいことも聞ける関係づくりを大切にし、「わからなくて当然」というスタンスで関わるようにしています。私自身、異業種出身で税務の知識がない状態からスタートしました。だからこそ、難しい専門用語を避けて、できるだけ今の状態や優先順位がわかりやすいように、数字面も“何を意味しているのか”まで、きちんとお伝えしています。

矢野 売上や利益の目標があっても、今どこにいるのかがわからなければ、次の一手は見えてきません。数字は結果でもありますが、それ以上に、これからを考える材料です。月次の数字を整えることで現在地を見える化し、売上や経費の推移から今後の資金繰りを予測したり、設備投資のタイミングを検討したりと、将来の見通しまで一緒に考えることも重視しています。
石黒 ただ過去を振り返る材料ではなく、判断に使うための数字であると。お話をうかがっていて、矢野代表は、“税理士の先生”というより、経営者の頭の中を一緒に整理してくださる頼もしいパートナーだと感じました。
矢野 ありがとうございます。そうやって不安を一緒に整理して道筋を示すことで、経営者の方が本来向き合うべき仕事に時間を使っていただける土台づくりをサポートしていきたいですね。
