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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

逆境を逆転へ―― 諦めない1%の可能性を信じる物語を執筆
有限会社リアルティ・オカザキ 専務取締役 岡崎清春

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 本日は不動産売買・仲介・賃貸・管理、建築・リフォーム工事などを手がける有限会社リアルティ・オカザキの岡崎専務にお話をうかがいます。岡崎専務は幼い頃からお身体に障がいがおありで、数々の困難を乗り越えながら挑戦を続けてこられたそうですね。2026年の出版を目指して自叙伝を執筆中と聞いています。
 
岡崎 はい。生後8ヶ月の時に高熱を出し、5時間を超えるけいれんが続きました。その影響で身体にハンディを背負うことになり、現在は車いすで生活しています。ただ、物心がついた時にはすでにこの状態でしたので、私にとってはこれが“当たり前の日常”です。障がいがあるから特別という感覚はほとんどありません。
 
今岡 “当たり前”という言葉がとても印象的です。私たちはどうしても“困難”と捉えてしまいますが、ご本人にとっては生活の一部なのですね。
 
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岡崎 私はできないことがあれば、どうしたらできるようになるのか常に考えてきました。たとえ99%無理だと言われても、1%の可能性があるなら挑戦する。挑戦することで、新しい方法や新しい出会いが生まれます。それを何度も経験してきました。
 
今岡 1%を信じて行動する――。それはまさにプロ野球の世界でも同じです。劣勢の試合ほど、「まだ可能性はある」と信じ続けられるかどうかが分かれ目になります。野球は最後までわからないスポーツです。私も現役時代、どんな状況でも「まだ終わっていない。野球は9回2アウトからでもひっくり返せる。」と言い聞かせていました。ところで、岡崎専務は宅地建物取引士をお持ちだそうですね。確か、合格率が10%前後の難関試験ですよね。すごいなあ。
 
岡崎 19歳から独学で挑戦し、7回目でようやく合格できたんです。何度も不合格を経験しましたが「努力は自分がするもの、結果は付いてくるもの、評価は他人がするもの」と考え、自分ができることに集中しようと思い続けていました。かなり時間はかかりましたが、あきらめなかった結果だと思っています。私は言語障がいもありますので、コミュニケーションで苦労したことも多いんです。確かにうまく伝わらないことが多いですが、伝わらないなら何回でも、何十回でも伝わるまでやるんです。すると少しずつ理解してもらえるようになりました。