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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

愛情を込めたお弁当で
病院で付き添う人を応援

 
 
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原田 そうなんです。地道に活動を続けていたら、映画監督の河瀨直美さんが当店を来年2026年に公開予定の映画『たしかにあった幻』に登場するお弁当屋のモチーフにしてくれました。
 
濱中 公開が楽しみです。どのようなご縁でお話がきたのですか?
 
 私たちは以前から、臓器移植の支援団体と交流がありまして。その代表の方が河瀨監督とお知り合いだったことからお話をいただきました。映画は、臓器移植をテーマにした作品になるそうです。河瀨監督が臓器移植を待っている患者さんたちを激励するために、病院に来られたことがありました。そして、現場へお弁当を運びに行った私に、興味を持ってくださったんです。映画では、私と畑さんの役を、有名な俳優の方たちが演じてくれています。
 
 お店を始める前、息子のサポートのことも考えて会社勤めを断念し、当店を立ち上げたんです。その後、息子を亡くしたとき仕事を続けるか迷いましたが、病院の職員さんから「お子さんを失った後も働かれているお姿が患者さんの励みになります」と言っていただいたので、続けようと決めたんです。だからこそ、河瀨監督をはじめ多くの方と素敵なご縁ができました。
 
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店主の畑知子氏(右)
濱中 食事の一つもままならない状況の方にとって、心のこもった“お母さんの味”を感じられるお弁当は、癒やしそのものでしょうね。今後の皆さんの取り組みに期待が膨らみます。
 
畑 今後は、お弁当の配達に加えて、付き添いのご家族の方たちがゆっくりできる場所、少し家計の足しになるような働ける場所等をつくって、洗濯や買い物をサポートする活動もしたいと考えています。付き添いのご家族の方たちのお手伝いができれば嬉しいです。
 
原田 実は2025年から「grinと善助」という名前で、訪問介護事業もスタートしました。これまでの思いを形にして、地域の方々の生活をトータルに支えていける存在を目指しています。経験豊富なベテランスタッフと熱意を持った若手スタッフが集まってくれましたので、皆で力を合わせて、笑顔と温かさに満ちたチームづくりを進めていきたいです。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私たちのお弁当を通じて、ご家族にほっとしていただきたい。そんな思いでこの仕事に向き合っています。
(原田亮一)
 

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