社会人1社目で、自社の倒産を体験
インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
土山 私は石川県小松市で生まれ育ち、金沢大学法学部へ進みました。弁護士になる道も勧められましたが、若い時間をもっと自由に使いたいという思いから音楽サークルに入り、ギターにのめり込んだんです。ライブの練習や準備に明け暮れ、社会に出てからも20年ほどバンド活動を続けてきました。大学を卒業後は、金融機関向け金庫扉の販売会社に入社し、営業や総務を担当しながら総務課長まで務めました。しかし、役員の投資失敗が原因で倒産してしまったんですよ。この時に、どれだけ頑張っても組織が正しく機能しないと崩壊してしまうという現実を目の当たりにしました。
今岡 自社の倒産を目の当たりにされたとは、衝撃的な体験でしたね。
土山 ええ、その翌月には森林組合に転職できたのですが、そこは非常にネガティブな組織でした。職員が意見を言えず、組合員の声も届かない。半年ほど働いた段階で「このままでは誰も幸せになれない」と確信し、組織改革を提言しました。