技術畑一筋、時代の先を読む「敏」の力
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
山本 実は子どもの頃のあだ名が「びん」だったんです。「敏(さとし)」の音読みで「びん」、だから屋号も「Bin」なんですよ。
濱中 ご自身の原点に戻られるような名ですね。「敏」には「感覚が鋭い」という意味があります。絶えず時流を読みながら活動なさっていることでしょう。まずは、そんな山本代表の独立までの歩みをお聞かせください。
山本 半導体関連のエンジニアが社会人第一歩目でした。その後、外資系の会社で経験を積み、技術系コンサルタントとして独立しました。
濱中 技術畑一筋というわけですね。
山本 はい。ただ、長く仕事をする中で、心筋梗塞を繰り返すなど体調を崩したり、設立した会社を倒産させてしまったりといろいろありました。今は前立腺がんを患っています。闘病と事業の両立は決して簡単ではありません。でも、だからこそ、「自分のやりたいことを貫き通す」という強さが生まれたように思いますね。