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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

故人の人生を偲ばせる 数々の遺品を整理
有限会社RIATEC 代表取締役 生川慶彦

 
プロフィール 奈良県出身。24歳のときに産業廃棄物処理会社に就職。約10年、家庭ごみや産業処理廃棄物の処理、遺品整理、生前整理の経験を積んだ後、妻の祖父が2001年に立ち上げた会社を2019年8月に引き継ぎ(有)RIATECとして改組。現在、奈良と京都をはじめとする関西一円を対象に、遺品整理や生前整理、不用品回収、清掃といった終活に関するサービスを提供している。
 
 
 
例えば親が亡くなったとき、距離が離れていたり自分自身の体力が乏しかったりという理由で、住んでいた家を片付けづらい場合がある。しかし遺品の整理は必須で、そんなときに頼りになるのが遺品整理業者だ。関西でサービスを提供している有限会社RIATEC(リアテック)は細部にまで気を配る丁寧な仕事と、人とのつながりを活かしたワンストップ体制に定評がある。代表取締役・生川慶彦氏の実直な人柄に迫る。
 
 
 

心を込めて、故人の愛用品を整理する

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 奈良県橿原市に拠点を置く、有限会社RIATECの生川社長。今回で5度目の対談ですね。回を重ねるごとに遺品整理、不用品回収、ごみ屋敷清掃といったお仕事について知識が深まり、重要性を感じています。
 
生川 私もこの対談を通して、多くの方に弊社の存在を知っていただけました。お客様の中には、畑山さんと対談ができて羨ましいとおっしゃる方もいましたよ(笑)。
 
畑山 光栄です! 遺品整理についてあらためて振り返ると、亡くなられた方のご遺族などから「故人の遺品を整理したい」という依頼を受け、遺品整理士の資格を持つ生川社長をはじめとするスタッフの方が現地に向かい、整理をする流れでしたね。
 
生川 はい。遺品は処分する以外に買取可能なものもあるので、査定の結果を依頼主様にすべて包み隠さずお伝えします。遺品整理は年々需要が高まっていて、弊社の業績も右肩上がりです。現在、奈良と京都で計3ヶ所の事業所を構えています。
 
畑山 故人の思い出が詰まった大事な品々を、プロの確かな判断と技術で丁重に扱ってくれる専門業者の存在は大きいですよね。