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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

みんなの“居場所” 夜間保育対応の託児所
託児所Nassan/特定非営利活動法人結 代表理事 山田昭仁

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 滋賀県の野洲市で託児所Nassan(ナサン)を運営する、特定非営利活動法人結の山田代表。こちらは2025年7月に開所されたとうかがっています。まずは施設立ち上げの経緯からお聞かせください。
 
山田 私は、高校時代のボランティア体験がきっかけで保育士の仕事に興味を持ったんです。社会人になってから野洲市とは別の場所にある保育所に就職して、保育士としての専門性を実際の現場で保育させていただく中から学びました。その後、独立し、認可保育園を10年ほど経営した後、一度は保育の業界を離れたんです。そんな折に、大変お世話になっている恩人の方々から、「このまま保育の世界を離れてしまうのはもったいない。経験を活かして再度保育の業界で頑張ってみたらどうか」とお力添えをいただき、今度は夜間預かりもできる認可外保育施設を開設することを決めました。
 
タージン 業界で10年のキャリアを積まれてからの開業だったのですね。現在は、どのような体制で運営されているのでしょうか?
 
山田 当施設は、私以外にも経験豊富な保育者のスタッフが常駐しています。まるで我が家にいるようなあたたかい雰囲気づくりを重視しているので、お預かりするお子さんの人数についても少人数制が基本です。夜間保育や一時保育にも対応するなど、認可外の保育施設ならではの柔軟な体制で運営しています。
 
タージン 夜間保育にも対応されているのですね。昨今はライフスタイルの多様化が進んでいますし、遅い時間でもお子さんを預かっていただけるのは保護者の方も心強いと思います。具体的にはどのくらいの時間まで預けられるのでしょうか?
 
山田 昼の部は午前8時~午後6時まで、夜の部は午後7時から午前3時までのお預かりが可能です。対象年齢も生後6ヶ月から小学校6年生までと幅広く受け入れています。
 
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タージン 夜中の3時までだと、夜間に働いている保護者の方は助かりますね。勤めている方以外に、お店を開いているような自営業の方からも需要がありそうです。保育における基本的な方針についても教えてください。
 
山田 子どもたち一人ひとりの個性、リズムを大切にし、型にはめないで保育させていただくことを大切にしています。食事や遊びの時間もスケジュールを細かく決めずに、それぞれのタイミングに合わせるスタイルです。もちろん、保護者の方とは密に連携を取りながら子どもたちを見守っています。