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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

柔軟な対応力が強みの サプリメント製造会社
株式会社ココサプリ 代表取締役社長 田中隆章

 
プロフィール 東京都出身。学業修了後、柔道整復師として接骨院で勤務。その後、公益社団法人にて勤務したのち、(株)ココサプリに入社した。一時、不採算に陥った同社の運営を任され、経営を立て直すことに成功。その功績が認められ、長年の友人でもある吉浜正志氏と共に代表取締役に就任した。現在は柔軟かつスピード感のある対応力を活かし、主に中小企業向けにサービスを提供している。
 
 
 
東京都西多摩郡瑞穂町で健康食品などの製造を行っている株式会社ココサプリ。代表取締役社長の田中隆章氏は、長年の友人でもあり同社の共同代表を務める吉浜正志氏とタッグを組み、大手メーカーでは受注が難しい小ロット生産の依頼も積極的に引き受け、「オリジナルのサプリメントをつくりたい」という人々の夢を後押ししている。そんな田中社長と吉浜代表に、仕事にかける熱い思いを聞いた。
 
 
 

友人と再出発したサプリメント製造会社

 
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インタビュアー 村田諒太(元ボクシングミドル級世界王者)
村田 主に健康食品の製造を手がける、株式会社ココサプリの田中社長と共同代表を務める吉浜さんにお話をうかがいます。こちらは会社の敷地内に工場があるんですね!
 
田中 そうなんです。弊社の製品はすべてこの工場で製造しておりまして。工場内にはサプリメントの原料である粉末を圧縮する機械などが並んでいて、すべての工程を一貫して行える体制を整えています。
 
吉浜 サプリメントを一つひとつ目視し、歪みや潰れがないかを細かくチェックしながら仕上げているんですよ。
 
村田 目視で一つひとつ丁寧にチェックしているとはすごい。品質に信頼がおけますよ。ところで、お二人はどのような経緯でこの会社の経営をスタートなさったんですか?
 
田中 もともと私と吉浜は友人同士でして。以前、別の仕事をしていたところ、先にこの会社に入社していた吉浜と、先代の社長から誘われて入社しました。しばらくして一時的に経営不振となった弊社の運営を、私と吉浜が任されるようになったんです。それから、おかげさまで経営を立て直すことができまして。その功績が認められ、2024年に吉浜と共に代表取締役に就任しました。
 
村田 友人同士だったお二人が代表となり、再出発されたわけですね。どのような魅力のある会社なのか、より詳しくお聞きしていきましょう。