インタビュアー 濱中治(野球解説者)
竹内 私は幼い頃から、おばあちゃん子でして。祖母に恩返しをしたい思いから大学では福祉を学び、卒業後は福祉用具の相談員として5年、デイサービスの管理者としても5年経験を積み、2024年7月に事業所をオープンしました。
濱中 お祖母様への感謝を胸に、福祉ひと筋に歩んでこられたんですね。長年の経験を生かして形にされた施設には、きっとこだわりが詰まっていると思います。
竹内 ええ。最大の特徴は、入浴介護サービスの提供です。実は、半日型デイサービスでお風呂があるところはさほど多くはないんです。前職でご利用者様やご家族から「お風呂に入りたい」という声を多く聞いていたので、要介護の方も要支援の方も安心してご入浴できるよう環境を整えました。
濱中 確かに入浴介助はご家族の負担も大きいですから、ありがたいサービスですね。
竹内 そう言っていただけると嬉しいです。当施設はリハビリテーションにも力を入れていて、マシンを使った運動や体操で普段使わない筋肉を動かし、筋力向上を図っています。筋力がつくと行動範囲が広がり、生活の質も向上し、自立にもつながっていきます。
濱中 なるほど。体を動かすことで意欲が生まれ、生活にも張りが出ますね。リハビリを通じて目標ができたり、前向きになったりする方も多いのでは?

濱中 それはタイガースOBとしても嬉しい限りです。みなさんのモチベーションのためにも、タイガースにはもっともっと頑張ってもらわないと(笑)。
竹内 そうですね(笑)。また、栄養バランスに配慮した食事も人気で、「おいしいから家でも食べたい」とおっしゃる方も多いんです。ご希望があればお弁当としてお持ち帰りいただくことも可能ですよ。