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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

消防設備のすべてに
ワンストップで対応

 

消防署と設計士、双方の橋渡し役として

 
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濱中 ところで、消防設備は置く場所に決まりはあるのでしょうか?
 
松村 実は消防署と建物の設計士さんとで、考え方が異なるんです。安全重視の消防署は、目立つ場所に置きたい。一方設計士さんは、デザイン上、目立たない場所に置きたいと考えていることが多いんです。ですから、その間に立って、私は両者の橋渡しをしています。
 
濱中 なるほど! 両方の要望を、うまくまとめておられるわけだ。
 
松村 それぞれのニーズを汲み取りつつ、“消防”の大事さを決して忘れないよう心がけています。消防法を背負って設計士さんとはお話をさせていただき、消防の価値をお伝えしていますね。消防署から特別なご要望があったら、その根拠をうかがって理解したうえで、設計士さんともシェアしています。
 
濱中 そうやってパイプ役を務めていらっしゃるんですね。今後に向けては、どんな展望を持っておられますか。
 
松村 消防設備の案件に一つずつ丁寧に取り組み、躍進し続けていきたいです。そのうえで、お客様と業者がより密接につながれるシステムをつくりたいと考えているんですよ。
 
濱中 なぜそのようなシステムを構想されているんでしょう?
 
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松村 この業界は平成初期で成長が止まり、鎖国している状態です。昔ながらの業者が多く、新規参入が難しい。そのせいもあって工事価格が吊り上がっていってしまう悪循環を、払拭したいんですよ。SNSを駆使しながら、業者同士そして業者とお客様がつながる場所を、構築していきたいです。
 
濱中 消防業界も時代に合わせて変わっていく必要がありますよね。旧態依然の状況でも、松村代表なら新しい風を吹かせられると思います。
 
松村 ありがとうございます。みんなが平等に仕事を取って、適正価格でサービスを提供できるように、貢献していくつもりです!
 
濱中 私たちが安心して建物を使えるのは、松村代表のような方々が責任を持って働いてくださっているからです。お話をうかがって、消防の大事さをあらためて感じました。業界が改善するには、松村代表のように誠実かつ機敏に対応できる後継者も必要になってくるはず。より安心して暮らせる社会のために、ぜひ頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様から感謝の言葉をいただいたとき。「ありがとう」と言っていただけると、この仕事をやって良かったと思います。
(松村法孝)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 菅原防災
■ 所在地 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル29F
■ 事業内容 消防設備の申請・管理・点検・メンテナンス・工事
■ 創業 2020年10月
■ ホームページ https://s-bousai.com/