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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ワクワクしていますか? 海外経験を活かした建築
株式会社夢現空間 代表取締役 高根沢直樹

 
プロフィール 東京都出身。ハーレーダビッドソンに憧れて輸入販売に関わりたく、23歳で単身アメリカへ留学。現地で知り合った日本人に古着バイヤーの仕事を紹介され、ヴィンテージの卸業を開業。3年後には知人が営む小さな古着店で店長として入社の誘いを受け、その後日本国内で古着店&セレクトショップを13店舗まで拡大。約18年間にわたってチーフ・バイヤー、ネゴシエイター、スーパーバイザーを兼任した。仕入れはアメリカを中心に、カナダ、イギリス、フランス、タイ、ドバイを渡り歩き、海外生活で強く影響を受けた感性を店舗デザインに投影。その後、古着販売業から本格的に建築業へと転身し、(株)夢現空間を設立。店舗や住宅のデザイン設計・施工をはじめ、古民家改修や美容室・飲食店のプロデュースなど幅広く手がけている。
 
 
 
東京都東村山市を中心に店舗や住宅のデザインや施工を手がける、株式会社夢現空間。代表取締役の高根沢直樹氏は、楽しいことに貪欲で型破りなチャレンジャーだ。ただ建物を建てるのではなく、海外で培ったセンスや経験をもとに店舗のコンセプトや顧客の生活といった“空気感”をプロデュースすることに喜びがあるのだという。楽しいことのためには手間を惜しまないと語る高根沢社長に、多趣味な水野裕子氏が仕事にかける熱い思いを聞いた。
 
 
 

秘密基地のような設計事務所

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 店舗や住宅のデザイン・建築を手がける株式会社夢現空間さん。棚には古着やヴィンテージ小物、ギターやビリヤードのキュー、撮影機材にお香やウイスキーまで、さまざまなものが並んでいます! パッと見ではどんな仕事をされているのかわかりませんね(笑)。
 
高根沢 多趣味でして(笑)。釣り、ファッション、お酒、BAR、車、バイクも大好きなんです。
 
水野 どれも私が大好きなものばかりですよ。入口のガレージにもレアなバイクが並んでいて夢のような空間です(笑)。お仕事としてはどんな案件が中心なのでしょうか。
 
高根沢 商業施設や飲食店、住宅のリフォームや施工まで幅広く対応しています。ちょうど飲食店の施工写真があるのでご覧ください。
 
水野 施工事例も多彩ですね。おしゃれなBARに、こちらは和食店でしょうか? 入口の暖簾がデニム素材とは珍しいです!
 
高根沢 少し変わったデザインや素材を使うのが好きなんです。他にも最近、北軽井沢の別荘をレストランウェディングに改装したり、榛名湖の近くでバイカーズカフェの工事をお手伝いしたりしましたよ。バイク好きが仕事にも活かされました(笑)。