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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもの未来を支える
安心・安全な給食提供

 
 
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T-岡田 素晴らしい理念だと思います。食材へのこだわりについても教えてください。
 
三島 子どもたちには、安心して口にできる安全で栄養価の高い食材を届けたいと考えています。そのため、国産・地元の新鮮な野菜や肉・魚を中心に、私自身が市場に足を運んで仕入れたりしています。近年はアレルギーへの配慮も必要になりますので、おやつも含め基本的にはすべて手づくりしています。大豆を使ったマヨネーズやソイバターを取り入れ、ウィンナーやベーコンは発色剤を使わない無塩せきのものを選んでいます。
 
T-岡田 ここまで手づくりにこだわるのは、労力とコストも含め非常に大変だと思います。でも子どもたちのためにそこまで徹底されているのは、三島社長の強い思いがあるからなんでしょうね。親としては子どもを預ける以上、食事を自分で選べないので、本当にありがたいです。やはり食べ物が体をつくるわけですから、“食育”って大事なんだなと感じますね。
 
三島 そう思います。食育活動では、提携農家さんで田植えや稲刈り体験を企画するなど、自然や命の大切さを学べる機会を提供することを構想しています。遠方で参加が難しい施設には、農家さんの話や仕事風景を撮影した動画を届け、さらには、農家さんには子どもたちの様子を動画で届けることで、生産者の励みにもなると考えています。
 
T-岡田 命をいただいているという意識にもつながりますね。
 
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三島 そうですね。幼少期の食体験は一生を左右します。味覚だけでなく、食物が自分のもとに届くまでの背景を伝えることも、私たち世代の使命です。
 
T-岡田 ここまで食を深く考え、実践されている方は少ないと思います。ぜひ、今後のビジョンについても教えてください。
 
三島 日本の食料自給率は著しく低下していて、これは国力にも関わる問題だと思っています。国産・地元の食材を取り入れ、自然と共に「いただきます」の意味を感じながら食べることの大切さを伝え、子どもたちの健やかな成長を支えていきたいです。
 
T-岡田 私も野球を通じて子どもたちに指導する中で、食が体づくりの土台になることを感じています。三島社長のように未来を見据えて食に向き合う姿勢は本当に心強いです。今後のご活躍を心から応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
人とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを忘れないことだなと感じます。食の仕事をしているといつも笑顔に出会います。その笑顔が、また新しいつながりを生んでいくんですよね。
(三島明彦)
 

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