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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもの未来を支える 安心・安全な給食提供
株式会社3Spoon 代表取締役 三島明彦

 
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インタビュアー T-岡田(野球解説者)
T-岡田 大阪府を拠点に、保育施設向けの給食サービスを提供している株式会社3Spoon(スリースプーン)さん。まずは、事業内容について教えてください。
 
三島 弊社は主に保育施設を中心に給食の提供を行っています。また、献立や衛生管理に関するアドバイス、食育活動の企画なども手がけ、未来を担う子どもたちに食べることの楽しさを届けたいと思っています。
 
T-岡田 食に関する事業を始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
 
三島 私自身、幼少期に施設で暮らした経験があり、給食に何度も救われました。おいしい食事があることで気持ちが前向きになり、安心できたことを今でも覚えています。食が持つ力の大きな可能性を実感し、「施設の給食に携わりたい」という夢を抱きました。高校卒業後は公務員になったものの、食を通じて子どもたちの未来を支えたいという思いが募り退職後、京都でイタリア料理の修業を積みその後は企業向け仕出し屋や施設給食の調理を経験して独立しました。3Spoonという社名には、食事の最初と最後に使うスプーンのように、人の暮らしを支える存在でありたい。そして、“すくう”“救う”という意味を込めています。
 
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T-岡田 幼少期の原体験が今につながっているのですね。実は私にも子どもがいて、給食の量がとても少ないことに不安を感じているんです。3Spoonさんの給食事業には、どのような特徴があるのでしょうか。
 
三島 給食の量の少なさは今も話題になっていますよね。弊社では、一汁三菜の食事スタイルを基本に、栄養バランスの取れた、バラエティ豊かな給食づくりに努めています。また、“三方よし”の精神を大切にしており、保育施設、子ども、保護者の三者に満足いただけるサービスを目指しています。