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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

電気設備工事を中心に 新たな成果の創造を
株式会社Art 代表取締役 曽根耕平

 
プロフィール 埼玉県出身。高校、大学を通して工学部で学ぶ。卒業後は専門分野を活かして電気設備工事の会社に就職し、電気設備の管理業務、作業業務を経験。その後、業界の縦割り構造への疑問を持つと同時に自分自身の時間の使い方を選択するために独立し、(株)Artを設立。今現在Artが社会に提供できる電気設備工事を主な成果としながらも、自社の取り組みに【自習制度】を導入、グループ会社と共に新たな成果を社会へ提供する取り組みを行っている。アパレルやハンドメイドバッグの製造・販売、通訳・翻訳、研修事業など多種多様な成果への取り組みを行っている。
 
 
 
埼玉県川口市を拠点に、電気設備工事をはじめとした多種多様な事業を手がける株式会社Art(アート)。代表取締役である曽根耕平氏は、自分自身で時間の使い方を選択するとともに、自分自身がワクワクできる仕事をしたいとの思いから同社を起業したという。世の中の“当たり前”に常に疑問を持ちながら、自身にとっての新しい物事にチャレンジし続け、「小さなハッピー」を届けたいと語る曽根社長に、仕事に対する思いを聞いた。
 
 
 

自身がワクワクできることを求めて独立

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 本日は、電気設備工事を中心とした事業を手がける株式会社Artの曽根社長にお話をうかがいます。まずはこれまでの歩みを教えてください。
 
曽根 私はこれまで高校、大学と、学生時代を通して工学部で学びました。卒業後は電気設備工事の仕事に携わり、施工だけでなく管理職も経験したんです。そこで業界の縦割り構造に疑問を持ちました。誰が何をやるかは各自の認識の問題で、それを盲目的に仕事としていることへの疑問と寂しさを抱きましたね。その後、自身の大切にしていることに時間を投資したいと思い、そのような環境を自分自身でつくるために独立を決意しました。
 
水野 なるほど。ご自身の理想とする働き方を追求なさったんですね。
 
曽根 そうなんです。私自身、多くのことをサービス業と認識しております。現在のArtは主に電気設備というサービスを提供しているイメージとなります。独立してからは、「自身が本当にワクワクできることを社会実装できるまで取り組み、生産活動として社会が求める物になるまでやり切りたい」という思いが強くなりました。起業した時点では、私自身が身に付けていたスキルが電気に関するものでしたので自然と電気設備工事をメインの事業としたものの、それだけにこだわるわけではなく、さまざまな成果を展開する体制も整えているんです。その取り組みの一つに【自習制度】を取り入れています。その他にも、アパレルやハンドメイドバッグの製造・販売、通訳・翻訳サービス、企業の人材育成をサポートする研修事業などもにも取り組んでいます。
 
水野 興味深い内容ですね! そんな曽根社長が運営するArtさんがどのような会社なのか、さらに詳しくお聞きしていきましょう。