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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域のインフラを支える 未来志向の電気工事会社
株式会社ノムラ電気 代表取締役 野村周作

 
プロフィール 兵庫県出身。電気工事の仕事で多くの経験を積み、24歳のときに、結婚を機に独立。妻の眞由美氏と二人三脚でさまざまな困難を乗り越え、2023年、息子の壮馬氏と共に(株)ノムラ電気として法人化を果たす。電力ケーブル引込工事を主軸に、官公庁や工場、大型倉庫といった多くの現場で施工実績を重ねる。最近では、避難所に指定された地元の小中学校の電気工事も請け負うなど、地域貢献事業者としての信頼も厚い。
 
 
 
人生とは、困難の連続――株式会社ノムラ電気の野村周作代表取締役は、立ちはだかる壁を何度も乗り越えながら、電気工事の現場に全身全霊を注いできた。さまざまな艱難辛苦を経験する中で育まれた優しさと屈強な心、それが強みだ。そしてその強みがあるからこそ顧客は氏を信頼し、協力業者は労を惜しまない。野村社長を今も支えているのは、「仕事に関わった人すべてを幸せにしたい」という熱い信念である。
 
 
 

地元に愛され、地元を愛する電気工事会社

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 兵庫県宝塚市を拠点に、さまざまな現場で電気工事を行っていらっしゃる株式会社ノムラ電気さん。先ほどまで現場で汗を流していらっしゃった野村社長が、駆け付けてくださいました! ホームページには、諸官庁や学校、工場、テナントビルなど、対応している現場も幅広いことが記載されていますね。
 
野村 ええ。現在は地元の小中学校で、避難所機能を高めるための電気工事を進めています。体育館への空調設備の導入など、地域の方々が災害時に少しでも快適に過ごせるようにと、古くからの元請さんよりご紹介いただき、ご縁で市の仕事をさせていただくことになりました。このお仕事でまたつながっていけばと思っています。
 
畑山 地域との信頼関係がなければ、そうした公共工事の依頼はこないはず。着実に実績を積み上げてこられた証ですね。
 
野村 ありがとうございます。実はその小学校は私や子どもたち、孫もお世話になっている学校なんです。こうして地域に仕事を通じて恩返しできるというのは本当にありがたいことです。