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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

夢に向かって駆け抜ける夏 高校球児に学ぶ挑戦の本質
Kansako Agency株式会社 代表取締役 間佐古泰寛

 
プロフィール 和歌山県出身。幼少期から野球に親しみ、高校卒業までひたすら野球に打ち込みながら育つ。大学卒業後はアパレル量販店に勤務し、その後、和歌山県のJAに転職。共済事業などの営業職として経験を積んだのち、2004年に独立。その後、法人化しKansako Agency(株)を設立した。共済や保険事業に携わった知識や経験を活かし、和歌山県を中心に保険代理店事業を展開している。
 
 
 
少年時代から野球に打ち込み、高校野球を通じて得た経験が現在の仕事にも生きていると語るのは、保険代理店業を営むKansako Agency(カンサコエージェンシー)株式会社の代表取締役である間佐古泰寛氏だ。今回は元プロ野球選手であり、間佐古社長との共通点も数多い狩野恵輔氏と共に、現在の高校野球に対する思いや高校球児たちからビジネスパーソンが学ぶべき姿勢などについて熱く語ってもらった。
 
 
 

甲子園出場を目指して汗を流した高校時代

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 本日は、和歌山県有田市を拠点に保険代理店業を営むKansako Agency株式会社の間佐古社長にお話をうかがいます。B-Puls最多登場を誇る間佐古社長は、もはや私にとっても顔なじみの存在ですね!
 
間佐古 私もこうしてまた狩野さんと対談できるのを楽しみにしていました。今回もよろしくお願いします。
 
狩野 こちらこそですよ! ちなみに、今回が初めてという読者のためにご紹介させていただくと、間佐古社長は少年時代からずっと野球に打ち込んでこられたんですよね。そのうえ、高校時代には全国高等学校野球選手権大会、いわゆる甲子園への出場を惜しくも逃してしまった経験など、私との共通点や共感する部分も数多く見受けられます。
 
間佐古 そうなんですよね。私は、2024年の春に初めて甲子園に出場を果たした耐久高校で、在校時代、外野手として活動していました。当時は和歌山県大会のベスト8で敗退してしまいまして。狩野さんの野球部での成績はいかがでしたか?
 
狩野 私は群馬大会の決勝で敗退でした。当時は私がキャプテンとしてチームを率いていて、試合の途中まではリードしていたものの、残念ながら逆転負けを喫してしまったんです。悔しさは残りましたが、結果的にスカウトの目に留まったことでプロ野球への道が開かれ、まさに人生を変えた経験となりました。
 
間佐古 私も野球に全力で打ち込んできた経験が、現在の仕事の中にも生きていると感じます。今回は、そんな風に野球に熱中する高校球児たちの姿勢から、経営者やビジネスパーソンが学ぶべきことを狩野さんと語らいたいですね。