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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域に根差し40年以上
保険を通じ安心を提供

 

日常のさまざまな悩みや相談の受け皿に

 
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亀山 清水社長の代になって新たに始められた取り組みがあればぜひうかがいたいです。
 
清水 冒頭での話にあった通り、私の代になってから事業が拡大し、スタッフも増えました。それに伴い、人材育成や組織づくりに注力するようになったものの、人材育成はなかなか容易ではありません。
 
和田 片手間でできることではないので、社内で教育を担う専門の担当者の必要性をひしひしと感じているところです。
 
亀山 野球でも、マネジメントは重要かつ難しい部分。野球のチームはトップが変わると雰囲気ががらりと変わります。ですのでその都度、古き良き部分は残しながら、新しい要素を臨機応変に取り入れなければなりません。特に最近は、自分が若かった頃の教え方のままだと、今の現役世代には伝わりづらいですからね。
 
清水 若い世代には、この仕事は厳しいこともある反面、やりがいも大きいことをしっかり伝えたいですね。例えば、事故後の手続きがスムーズに運ぶと、お客様から感謝の言葉をいただくことがあります。事故直後から不安そうだったお客様に笑顔が戻り、心から良かったと思える瞬間です。
 
亀山 トラブルで気が動転していたお客さんは「保険に入っていて良かった」と思ったでしょうね。そうやってお客さんが安心できるのも、敦賀ファミリー保険さんの親身な対応があってこそですよ。
 
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清水 弊社では、保険業務にとどまらず、“いのち”を守る取り組みにも力を注いでいます。その一つが「生命のメッセージ展」です。交通事故や犯罪などで理不尽に命を奪われた方々の人型パネルや遺品を展示し、命の尊さと重みを伝えるこの活動は、2008年に先代代表が映画『0(ゼロ)からの風』と出会ったことを機に始まりました。2009年の自主上映会とミニ展示、2010年の「生命のメッセージ展 in 敦賀」の本格開催を経て、今もなお多くの方の心に響き続けています。私も先代と共にこの活動に関わり、地域に根ざした命の啓発活動として歩みを続けています。
 
亀山 事故や犯罪の被害者、犠牲者の方々について知ってもらい、そのような不幸を減らすための大切な取り組みですね。人生や生活を守る保険の仕事とも深くつながる、命を守るための本質的な活動だと感じます。
 
清水 ありがとうございます。また、私たちは毎年4月・7月・9月・12月に行われる全国交通安全運動にも参加し、子どもたちの登校時間に街頭に立ち、交通ルール遵守と安全運転の呼びかけを行っています。これも、交通事故による悲しみを生まないための重要な取り組みの一つです。こうした取り組みは、命を守る活動につながるものであり、私たちは保険という枠を超え、お客様の命を守るサポーターでありたいと考えています。保険は事故や怪我など、何かが起こった時に助けになるもの。弊社はさらに、その前の段階――日常のさまざまなご相談事についても、地域の皆様をサポートできる存在になることを目標に、これからも力を注いでいきます!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様と直接対面してお話しすることですね。それにより良い関係性を築き、“もしも”の時はすぐに現場に駆け付けます。自分の存在が、お客様の安心につながり喜んでいただけることが、仕事のやりがいになっています。
(清水悠紀)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 有限会社敦賀ファミリー保険
■ 本社 〒914-0136 福井県敦賀市砂流36-8-10
■ 事業内容 各種保険販売代理店
■ 創業 1981年2月
■ 設立 1998年6月
■ 従業員数 19名
■ ホームページ https://ioi-family.com/index.html