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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域に根差し40年以上 保険を通じ安心を提供
有限会社敦賀ファミリー保険 代表取締役 清水悠紀

 
プロフィール 福井県出身。父親が創業した保険代理店・敦賀ファミリー保険で若い頃から勤務。営業職などを経験した後、2018年に2代目代表取締役に就任した。会社の規模を順調に拡大させ、現在は約20名の従業員を抱えて運営している。保険商品を販売する店頭業務以外に、一般の人に知識を深めてもらうための金融関係の勉強会も開催するなど、積極的に活動中。
 
 
 
身近なようで、詳しい仕組みについて知らない人も多い保険商品。加入を検討するとき、アドバイスをしてくれる専門家の存在は心強い。福井県内に数店舗を構える敦賀ファミリー保険は、創業から約半世紀の歴史を持つ保険代理店だ。ネットが普及した現在も大事にしているのは、地域に根ざした保険代理店として、来店での相談はもちろん、希望に応じて顧客のもとへ訪問し、丁寧な対応を心がけること。そこで生まれる信頼関係は厚い。代表取締役の清水悠紀氏と統括営業部長の和田洋氏に話をうかがった。
 
 
 

2代目社長が采配を振る保険代理店

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 本日は敦賀ファミリー保険の清水社長と、和田統括営業部長のお二人にお話をうかがいます。御社は地域で歴史のある保険代理店だそうですね。
 
清水 はい、弊社は先代である父が、私の生まれた1981年に立ち上げた保険代理店でして、現在は2代目にあたる私が引き継ぎ代表取締役を務めています。本社以外に、県内に4店舗を構え、約20名のスタッフが在籍しているんですよ。
 
和田 私は、先代が代表を務めていた頃から、敦賀ファミリー保険をサポートさせていただいており、現在は出向という形で業務に携わっています。当時は社員3~4名の小さな規模でしたが、今ではメンバーも増え、会社の成長を間近で感じられることを嬉しく思います。先代社長の時代からのご縁で、長くお付き合いさせていただいている会社だからこそ、これからも変わらず信頼いただけるよう、丁寧にサポートしていきたいと思っています。
 
亀山 順調に事業を拡大し、規模も大きくなった様子がうかがえます。地域と共に歩んで40年以上の会社ですから、先代から引き継いで大切にされているものも多いでしょう。
 
清水 そうですね。父が社名に“ファミリー”とつけたのは、お客様も含めて家族的なつながりを築いていきたいという気持ちを込めたからです。その思いを受け継ぎながら、時代が求めるニーズにも応えられる、新旧両方の良さを取り入れた代理店を目指しています。