
インタビュアー タージン(タレント)
阿田 当店は60年前に私の父が立ち上げました。父は香川県丸亀市で大工の修業をして京都の工務店に勤め嵐山で独立し、1990年に亀岡へ移りました。創業と同じ年に生まれた私も修業を積み、25歳で当店を継ぎました。町内会の役員を務めるなど地域に根差してきた父のおかげで、ありがたいことに当店のお客様は古くからお付き合いのある方ばかりでして。お客様のお子さん、お孫さんやご紹介のお客様だけで仕事ができているんです。
タージン まさに、父と子の2代にわたってお客様のご要望にしっかりと応えてきた積み重ねの結果というわけですか。さて、阿田工務店さんが対応する工事は水回りのリフォームから新築工事まで幅広いですよね。特にこれが得意という分野はあるでしょうか。

タージン お客さんファーストの仕事ぶりですね。そういえば最近、私の自宅に点検商法らしき業者が来たんですよ。「屋根が少しめくれているので直したほうがいいですよ」と声をかけられたものの、私は日頃からニュースで被害を知っていたので断ったんです(笑)。
阿田 そのような業者は「近所の工務店に話してみます」と言って断るのが一番です。そもそもお客様からご連絡をいただいて見に行っても、屋根は問題なかったりするんですよ(笑)。