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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

リフォームとリノベで
家に付加価値をプラス!

 

自分にしかできないことをする!

 
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矢部 諏訪社長がリフォーム業界に転職された当時、リフォームという言葉はまだ世間にそれほど認知されていなかったんですね。
 
諏訪 ええ。当時はリフォームではなく修繕と呼ばれていた時代でしたね。リフォーム会社も競合他社があまりいなかったので、お客様からお問い合わせを受けたら、すぐ受注につながるような時代でした。ただ私は、誰がやっても受注できるのなら、自分がやる仕事としては価値がないと感じたんです。せっかくなら自分にしかできない仕事をしたいじゃないですか。それで、単なる修繕ではなくデザインという付加価値を付けてお客様にご提案することを心がけました。
 
矢部 そういうスタイルの営業って、当時は画期的だったんじゃないですか?
 
諏訪 そうですね。営業当初は中々感触が掴めませんでしたが、デザインの付加価値を理解いただけると、お客様の工事完了後の感想はとても良くなりました。その後、最初の会社に勤めて10年目の時にヘッドハンティングされたご縁で、別のリフォーム会社に転職しました。そこの会社で8年勤めて、独立することになりました。
 
矢部 転職された先でも、やはり好成績だったんでしょう(笑)?
 
諏訪 そうですね(笑)。ただ成績だけではなく、私自身がよりワクワクする方へ、挑戦したくなりましたね。自分自身がワクワクできると、お客様に対しても最高のパフォーマンスができますから。
 
矢部 それで今はご自分の会社で、リフォームとリノベーションのお仕事をされているということなんですね。
 
諏訪 そうです。矢部さんはリフォームとリノベーションの違いってご存じですか?
 
矢部 先ほど、リフォームは修繕とおっしゃっていましたよね。うーん、正確にはわからないです(笑)。
 
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諏訪 おっしゃる通りリフォームは修繕です。壊れたり老朽化したりしている箇所を部分的な工事で新しくすることですね。対してリノベーションは、住まいの性能を新築時の状態より付加価値を付けて向上させる工事のことを言います。間取りを新しくし内外装を大きく変更し、空間をよりデザイン性を高く改装するのが、リノベーションです。弊社では、お客様それぞれのライフスタイルに合わせてプランをご提案し、確かな技術で空間設計を実現させています。
 
矢部 先ほど、会社員時代にも単なる修繕にとどまらずデザインという付加価値を付けて提案していたとおっしゃっていましたよね。つまり諏訪社長は、リノベーションに取り組んだ先駆けの人物なんだ。すごいですね!