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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

片付けや清掃を通して
顧客の人生をサポート

 

すべての顧客に安心してもらえるように

 
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鶴久 さまざまな経験を積んだ小林代表が、現在、仕事をするうえで大事にしている考え方や姿勢を教えてください。
 
小林 社名のバディはスキューバダイビングでも使われる言葉で、“命をかける相棒”という意味があります。大げさですが、私は困っている人たちを命がけで救いたいと考えているんです。
 
鶴久 ハウスクリーニングといえば技術を駆使する仕事というイメージがあるものの、その根底には、何よりも、人を助けたいという思いがあるのですね。
 
小林 この仕事は、作業をするだけでなく、先ほど申し上げたようにお客様とのコミュニケーションが欠かせません。人間関係はとても大事ですね。例えば、清掃の仕事なら、ビフォーとアフターの写真を見ていただいて仕上がりについてご説明するなど、双方が納得できるように心がけていますよ。
 
鶴久 初期に苦労した経験が、現在につながっているのですね。
 
小林 はい。それに、私はもともと格闘技や演劇をやっていた経験があり、会場を整える人やチケットを売る人など、裏方さんがいるからこそ表の人たちが活躍できると考えています。ですから、彼らへの恩返しの意味も込めて、今は私がその役割――裏方を担いたい。お客様が安心して暮らせる環境を整えるためなら、夜中でも駆け付けます。
 
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鶴久 とても熱いですね! そんな小林代表が、普段スタッフの方たちにどんな言葉を伝えているかも知りたいです。
 
小林 お客様を値段で見ない、ということを伝えています。支払額が1円のお客様でも5万円のお客様でも、同じように大事にしましょう、という意味です。
 
鶴久 皆さん困っている点は同じですし、たとえ安い仕事でも、その方がほかのお客さんを紹介してくれるなど、そこから仕事が広がることがありますしね。
 
小林 何より、お客様の暮らしを守るのが私共の役目ですからね。以前、利用していただいたお客様から、「家族が亡くなって家の中が大変だから、すぐに来てほしい」と連絡をいただきました。そういった急を要するケースにも迅速に対応しますし、遺品整理や片付けを無料でお引き受けする場合もありますね。皆さんに頼っていただけることが嬉しいので、通常料金で24時間いつでも対応しますよ。