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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

社員が楽しく仕事できる
ビルや施設の清掃会社

 

エレベーターの内装改修の代理店業も行う

 
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研磨を行うことで大理石の光沢が蘇る!
水野 一般的なビルや施設のクリーニング方法と、石材に特化したクリーニング方法との一番の違いはなんでしょうか?
 
山﨑 最も大きな違いは、研磨を行うことです。例えば大理石は、磨き上げられた光沢のあるイメージが一般的ですよね。しかし、経年変化で次第に光沢が消えていきます。通常の方法で洗浄しても、表面の汚れを落とせるだけで光沢は戻りません。そこで、表面を研磨することで、光沢を蘇らせることができます。
 
水野 ただ汚れを落とすだけではないと。確かに、一般的な清掃会社さんの業務とは異なりますね。
 
山﨑 ええ。石材の専門的な知識や技術がなければ、研磨をする際に傷をつけてしまう可能性もあるんです。また、その石に適した洗浄剤や溶剤を使用しないと、薬品焼けしてしまったり、染みになってしまったりします。ですから、非常に繊細な作業が求められるんです。
 
水野 先ほどおっしゃっていたように、石材クリーニングを専門的に行える業者さんが少ないとなると、ご依頼も多いのではと思います。
 
山﨑 おかげさまで、東京都内だけでなく地方からのお問い合わせもいただいています。ホテルやビルなどのほかにも、例えばコケのむしたお墓や、温泉施設の大浴場なども承っていますよ。
 
水野 幅広い現場に対応しているんですね。御社のホームページを拝見したところ、ほかにもewc(エレベーター・ウォール・カバーリング・システム)というサービスの代理店業も行っているとか。これはどのようなものなんでしょう?
 
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山﨑 私の知人が運営するewc株式会社が提供しているサービスで、エレベーターの内装をリノベーションする施工を行っています。エレベーターはそのビルに訪れる人が必ずといっていいほど使用する、いわば第二の玄関ですからね。内装を変更することで、おしゃれなおもてなし空間にすることができるんです。
 
水野 建造から年数を経た雑居ビルなどでは、清潔感のないエレベーターもありますよね。ビル自体はきれいでも、エレベーターの居心地が良くないと全体の印象も悪くなりますし。
 
山﨑 おっしゃる通りです。どんなに古い建物でも見方を変えれば印象は良くなりますからね。
 
水野 クリーニングやメンテナンスにもつながるサービスですから、エレベーターのリノベーションも一緒に依頼しやすいでしょうね。