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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

エクステリアも施工する フレキシブルな造園会社
アダン造園 代表 朝野祐介

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 東京都練馬区のアダン造園さんにお邪魔しています。朝野代表のご経歴を詳しく教えていただけますか。
 
朝野 私は鹿児島県の奄美大島で育ちました。大人になって初めて島を出たときに、それまで当たり前にあった奄美の自然の素晴らしさと大切さを実感したんです。その後、30歳まではいろいろな経験をしようと決め、カメラマン、ホテルマンなど職業を転々としました。
 
石黒 ちょっと想像していなかった異色の職人さんですね。造園業界に飛び込んだのは?
 
朝野 やはり、大好きな自然を守る仕事に就こうと決意し30歳で造園会社に転職しました。そうして3年目の2022年6月に当事業所を創業したんです。独立するとすべてが自分の責任になり苦労もたくさんあるものの、今は大きなやりがいを感じながら仕事に邁進しているところです。
 
石黒 朝野代表のユニークな面は、事業内容にも反映されているようですね。
 
朝野 もともと私はものづくりが好きで、インテリアの専門学校を卒業しているんですよ。そこで身に付けたデザイン力を生かしているのが当店の特長です。庭木の剪定、伐採、草刈り、芝刈りなどの造園全般はもちろんのこと、ガーデニングや人工芝の施工、さらにはウッドデッキなどエクステリアの工事も手がけているんです。
 
石黒 なるほど。お客様の希望に応じてフレキシブルに対応してくださるわけですね。
 
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朝野 石黒さんのおっしゃる通りです。私は施工事例をSNSにアップしておりまして、日本庭園と洋風庭園をミックスするような型にとらわれない方向性が目に留めていただきやすく、造園会社としては珍しく若い世代のお客様からのご依頼が多いんですよ。また、マンションにお住まいの方からのご相談も数多く承っています。ベランダに敷いていた天然芝がすぐに枯れてしまうので、人工芝に変えたいというご要望が目立ちますね。
 
石黒 造園というと戸建住宅のお庭の手入れが頭に思い浮かびます。でも、マンションのベランダやエクステリアもカバーしてくださると助かりますよ。それでは、朝野代表がお客さんと接する際に心がけていることを教えてください。