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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

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孫の七五三の撮影を機に起業を決意

 
ベトナムで撮影した夜景
ベトナムで撮影した夜景
西川 私は、中学生の頃からブラスバンドに打ち込んでいて、ソニーでも社内のブラスバンドで全国を巡って演奏活動もしていました。当時は会社として、社会貢献活動の一環でブラスバンドに力を入れていたんですよ。
 
吉井 私も小学校の頃ブラスバンドやっていて、フルートを担当していました! 西川代表は何の楽器をやっていたのですか?
 
西川 クラリネットです。アメリカのディズニーランドや台湾で演奏したこともありますよ。
 
吉井 驚くようなご経歴ですね。その頃からカメラはお好きだったのでしょうか。
 
西川 そうなんです。昔からカメラが大好きで趣味でずっと撮影していました。海外出張や旅行、会社の宴会など、常にカメラ係でしたね(笑)。大事なプレゼン資料用の撮影なども任されていましたよ。
 
吉井 エンジニア、ブラスバンド、カメラと得意なことがたくさんあって尊敬しちゃいます!
 
西川 ありがとうございます。幸いなことに、エンジニアとして40年以上ずっと必要としていただけて、皆様にも本当に感謝しています。エンジニアとして自分ができることは全部やり切った気がしますね。
 
吉井 なるほど。それで、もう一つの得意な分野であるカメラを仕事にしようと考えられたんですね。起業を決意した具体的なきっかけが気になります。
 
西川 一番は孫ですね。私には孫が5人おり、孫の七五三を自分で撮影したいと思ったのがきっかけでした。実際に、7歳の孫娘の七五三の時にはスタジオで撮影したり、参拝の様子をカメラに収めたりしましたよ。
 
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吉井 うわー、素敵! いいおじいちゃんですね。人生の節目を、きれいに残してもらえるってとても嬉しいですよ。一生物ですしね。
 
西川 加えて、先ほど自分はずっとカメラ係だったと申し上げた通り、昔の写真を見ると当然ながらほとんど私は写ってないんですよ(笑)。私は自分が撮影したものだとわかるものの、他人が見たときには、誰が撮影したか覚えていないと思うんです。それってすごく寂しいじゃないですか。
 
吉井 確かにそうですね。せっかく家族や仲間で撮影するのにもったいないですよ。
 
西川 さまざまな場で“カメラ担当”の方がいる中で、プロのフォトグラファーがいればいいなと考えたのも、一念発起して起業する原動力でしたね。