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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自由な発想の企業支援で 経営者の思考を変える!
株式会社パラダイムシフトIDNet work's 代表取締役 髙須英治

 
プロフィール 神奈川県出身。タイで出生し、15歳までブラジルやアルゼンチンなど海外で生活する。同志社大学卒業後は(株)三和銀行(現・(株)三菱UFJ銀行)へ入行。その後、乳製品製造会社の経営に参画した。2009年に(株)パラダイムシフトIDNet work’sを設立し、さまざまな形での企業経営支援を手がけている。“ビジネスをもっと面白く”をテーマに開設したYouTubeチャンネルも好評。2023年春よりオンラインサロン・BMCを開設。【ホームページ
 
 
 
企業の現状分析を行い、経営戦略を立案する財務営業コンサルティングをはじめ、さまざまな形で経営支援を行う株式会社パラダイムシフトIDNet work's(アイディーネットワークス)。髙須英治代表取締役は幼少期から海外で過ごした経験を活かし、他者とのコミュニケーションに軸を置いた企業支援を行っている。YouTubeの動画配信も成功させ、“GIVE”の精神でますます活躍の場を広げる髙須社長の情熱に迫った。
 
 
 

海外生活の経験で経営者になる夢を抱く

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 財務営業コンサルタント、リファーラルマーケティングなど多彩な事業を展開する株式会社パラダイムシフトIDNet work'sさん。B-plusには2度目のご登場で、私も髙須社長と再びお会いできて嬉しいです。ではあらためて、髙須社長の歩みを振り返りましょう。
 
髙須 私は商社に勤めていた父の仕事の都合で、タイのバンコクで生まれて3歳から8歳までブラジルのサンパウロ、10歳から15歳までアルゼンチンのブエノスアイレスで生活しました。多感な時期に海外で暮らしたことで多様な価値観が育まれると同時に、雇われ社長だった父の姿を見て、「将来は経営者になりたい」と夢を抱くようになったんです。
 
タージン 幼い頃からさまざまな国の文化に触れたご経験が、髙須社長にとってかけがえのない財産になりましたね。その後の社会人第一歩目が気になります。
 
髙須 社長になるにはいろいろな経営者にお会いするべきだと考え、同志社大学を卒業後、現・株式会社三菱UFJ銀行に就職しました。そして、5年後の結婚を機に老舗の乳製品製造会社に転職し経営に参画したんです。ところがしばらくして事業が破綻し、私生活でも離婚と最愛の息子の事故死が重なり・・・本当につらい出来事が続きました。