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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

後進の育成にも注力!
仲間と躍進する造園職人

 

造園業で食べる技術をトータルで教える!

 
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八重樫 今の若い選手に、ただ「練習しろ」と尻を叩く昔のやり方は通用しないんです。指導者も体を動かして、「一緒に強くなるんだ」という目線を持たなければなりません。
 
今村 八重樫さんのおっしゃるとおりだと思います。私も現場ではスタッフと同じ立場で仕事をして、「まだまだお前たちには負けない」という姿勢を見せるよう意識しています。ただ、事務の仕事も多くて最近は現場に出られる日が減っているんですよ。すると若手から「さぼってるんじゃないですか」と軽口を言われることもあります(笑)。ただ、現場に行けないと私もさみしくなるので、今後も可能な限りみんなと一緒に腕を振るうつもりでいます。
 
八重樫 ボクシングでも、若い子と並んで走って「もう息が上がったんですか」などと言われたら、発奮してもっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます(笑)。そうすると若手も「なにくそ」と立ち向かってきてさらに成長してくれるんです。今村社長の教え方は私も共感することばかりでした。ぜひ、優秀な職人さんを続々と育てていただきたいですね。
 
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今村 ありがとうございます。弊社が主に手がける公共作業では毎日が技術向上の修業であるのと、現場ごとに利益を出す気持ちが重要なんです。そういう現場をたくさんこなすと、他の公共以外の現場でも通用する技術を身に付けられます。また、造園業の元請けさん、マンションの住民の皆さんと上手にコミュニケーションを取り安心や満足感を持っていただく努力をします。そのように造園業で食べていくための技術をトータルで教えることが私の方針です。
 
八重樫 そうして、若手が自分を超えてくれると嬉しくなりますよね。
 
今村 本当におっしゃるとおりです。ですから弊社は、誰もがなるべくストレスなく楽しく仕事ができるよう耳を傾け、長く働ける環境を用意し、その中でスタッフに成長してもらっています。仕事が楽しいとなるのは教えられた技術を吸収し、それで利益を出せると実感できた時かなと。覚えた技術が自分の将来にもつながり認めてくれる仲間と絆ができる。そうやって一人前の職人に育ってくれたら嬉しいですね。もちろん弊社は意欲があれば独立も積極的に支援。造園に興味を持った若い人にはぜひ、どんどん仲間に加わってもらいたいですね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
従業員をはじめ、協力くださる職人さん、元請け会社さんなど、周囲の仲の良い仲間とみんなで楽しくレベルアップしていける仕事ができることが私にとっての楽しみですね。
(今村あふる)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 いまむら造園株式会社
■ 本社 〒221-0864 神奈川県横浜市神奈川区菅田町712-6
■ 事業内容 緑化管理/造園植栽工事/特殊伐採
■ 設立 平成21年12月
■ 従業員数 5名
■ 主な取引先 横浜市/サカタのタネグリーンサービス株式会社/一造園土木株式会社/株式会社グリーンエクステリア
■ ホームページ https://www.ima-z.net