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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

EV導入でエコを実現!
老舗の廃棄物収集会社

 

義理人情を大切にし、チーム力をいかす

 
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八重樫 古川新興さんが行う取り組みは、すべて古川社長のアイデアなんでしょうか?
 
古川 いえ、私は社内で上がってくるアイデアを採用しているだけに過ぎません。古くからある会社であり、体力のいる仕事だからこそ、若い世代のセンスは大切にしたいと考えているんです。
 
八重樫 新しいアイデアを次々と積極的に取り入れる古川社長の柔軟さも大きな強みだと思いますよ!
 
古川 ありがとうございます。最初にも言ったように、この会社は私が生まれた年に設立しました。幼い頃から創業者である父の仕事を間近で見て、街をきれいにする仕事として誇りに感じながら育ってきたんです。だからこそ、この仕事や地元地域への愛着もありますし、将来的にもより一層、街の美化や環境問題の改善などにも貢献していきたいと思います。
 
八重樫 その思いを未来につなげるためにも、先ほどのお話にもあったように、子どもたちが意識を高められる教育も必要だと思いますね。私も小学校などで講演する際、プロスポーツ選手として子どもたちに夢や希望を持つことの大切さを伝えています。でも、それだけではなく、彼らが大人になった時に直面する現実的な問題を乗り越えるためにも、より日常生活に即した知恵や知識を伝えてほしいですね。そのほかに古川社長が大切になさっていることはなんでしょうか。
 
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古川 なんと言っても、義理や人情ですね。古臭いと言われがちではあるものの、やはり仕事を行ううえでは人間関係が大切だと思います。おかげさまで、弊社は社内の雰囲気も明るく、社員たちの結束力も高いんです。これからも、社内のチーム力を生かして成長を続けていきたいですね。
 
八重樫 確かに、義理人情というと昭和の価値観というイメージですよね(笑)。でも、私も“心”こそが最も大切だと思います。ボクシングも効率を重視したトレーニングが主流ではあるものの、そのトレーニングを続けるためには、やはり精神力が強くなくては続きませんからね。古川社長のお話をうかがっていると、社内で素晴らしいチームワークができていると感じます。ボクシングも、決して選手一人では勝てません。それを支えるセコンドや仲間と共に戦うことで勝利につながると考えているんです。そんな風に、これからも社員のみなさんと力を合わせて、チャレンジを続けていってほしいですね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
常に笑顔でいることだと思います。体力のいる過酷な業務だからこそ、普段は冗談を言い合うなどして明るい雰囲気をつくる。それが、楽しく仕事を続けるための原動力ですね。
(古川幸司)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 有限会社古川新興
■ 本社 〒183-0014 東京都府中市是政3-65-1
■ 事業内容 産業廃棄物収集運搬/産業廃棄物中間処理(蛍光管の破砕)/一般廃棄物収集運搬/古物の売買/一般貨物自動車運送
■ 創業 昭和41年7月
■ 従業員数 54名
■ 主な取引先 株式会社セブン&アイ ホールディングス/株式会社いなげや/株式会社スーパーヤマザキ/東京エレクトロン株式会社/東京多摩青果株式会社
■ ホームページ https://furukawa-shinkou.co.jp