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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家族のような信頼関係で
成長を続ける建設業者

 

強い絆で結ばれた家族のような会社

 
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鶴久 設立からおよそ9年、会社としても大きく成長を遂げられたと思います。そんな矢崎建設さんを一言で表すなら、どんな会社でしょうか?
 
髙梨 “パワフル”ですね(笑)。一度いただいたご依頼は決して断りませんし、最後までやり遂げることをポリシーとしています。その中で、もし何か大きな困難があったとしても、スタッフたちと一緒に乗り越えていけると思えるだけの活気、パワフルさがあるんですよ。
 
鶴久 それは頼もしいですね。そんなパワフルな組織をつくるために意識していることがあれば教えてください。
 
髙梨 私自身が率先して作業を行い、スタッフたちに仕事の道筋を示すことを常に心がけています。ありがちな、上に立つものが部下を顎で使うようなことは決してしません。口であれこれ言うのではなく、実際に私がやって見せることで、スタッフたちとの信頼関係が築けると考えています。
 
鶴久 自ら先頭に立って仲間を導く、まさに理想的なリーダーですね。
 
髙梨 ありがとうございます。ただ、独立当初は、私も自分本位な考えになりがちでした。しかし、この仕事は私一人だけでは決してできないこと、そして一緒に働いてくれる仲間がいるからこそ成り立っていると気付かされたんですよ。だからこそ、私はスタッフたちを心から大切に思っていますし、逆に私に何かあれば彼らが助けてくれます。そんな風に持ちつ持たれつ、家族のような関係性がつくられているんです。
 
鶴久 髙梨代表のお話をうかがっていると、お考えが非常に明快ですし、スタッフさんたちへの深い愛情を感じます。だからこそ、スタッフさんたちからも慕われているのでしょうね。その互いの強い信頼関係があれば、髙梨代表がおっしゃるように、どんな困難でも乗り越えていけると思います。
 
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髙梨 そうですね。私は何事もできないものはないと考えています。もちろん、中には本当に不可能に近いこともあるでしょう。しかし、それもまた勉強だと思うんですよ。人生で壁に当たったときこそ、人として成長できるチャンスですからね。生きているうちは常に勉強するものだと、私はいつも家族やスタッフたちに言い聞かせています。そして、何か困難があったとしても、彼らが苦しまないように道筋を示すようにしているんですよ。
 
鶴久 苦労を苦労と思わず、それもまた経験として人生の糧とするという考え方は素晴らしいですね。