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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

クロスで部屋を華やかに
おしゃれな壁紙施工業者

 

身だしなみを整えることが何よりも大切

 
水野 ほかにも石田代表がお仕事のうえでこだわっていることや、大切にしていることはありますか?
 
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石田 最も大切にしているのは、自身の身だしなみを整えることですね。服装はもちろん、施工時に使用する道具から現場に向かう車に至るまで、常に清潔感を維持するように心がけています。実は今、私が着ているこの服も、いつも作業で着用しているものなんですよ。
 
水野 えっ、そうなんですか? てっきり普段の私服だと思っていました!
 
石田 お客様にもよく、作業前に「これから着替えるの?」と聞かれるんですよ(笑)。
 
水野 言われなければ、作業服だとは気付かないですね(笑)。でも、それだけ清潔感があって普段着に近いイメージですと安心できますよ。
 
石田 ありがとうございます。一般的に、建設業界の職人というと威圧感があって近寄りがたいとか、怖そうというイメージを持っておられる方も多いと思います。私はそうしたネガティブなイメージを払拭し、お客様に安心感を持っていただきたいんですよ。それに、例えば靴が汚れているとか、体臭がきついなど、お客様に不快な印象を与えてしまうと、どんなに丁寧な施工をしたり親切な対応をしたりしても、評価していただけなくなってしまいますからね。
 
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水野 確かに、見た目がすべてとは言わずとも、相手がどのような印象を抱くかは重要ですよね。
 
石田 ええ。私は、クロス職人はいわば“仕上げ業”だと考えています。特に壁紙は、お客様が常に目にするもの。模様替えの際はもちろん、賃貸物件の入退居の際や新築工事などでも、最後の仕上がりがきれいかどうかで工事全体の印象が左右してしまいます。同様に、そういった壁紙をきれいに仕上げる私自身も清潔でなければ、説得力がなくなってしまい、お客様からの信頼も得られなくなってしまうんですよ。
 
水野 なるほど。まるで美容師さんやスタイリストさんのようですね。もしもスタイリストさんの身だしなみが乱れていたら、私も「この人に担当してもらうのは不安だな」と思うでしょうし、石田代表のおっしゃる“仕上げ業”という言葉にとても納得しました!