超高齢社会を迎え、よく知られるようになった遺品整理業や生前整理業。単身生活者の増加とともに特殊清掃業も人口に膾炙しつつある。それらのサービスを行うのがメモリアルクリーニング神華だ。人が亡くなった後の現場を復旧するなど過酷な作業も伴うため、専門的な知識と技術、経験、そして思いやりが欠かせない。「お客様が喜ぶ瞬間が何より嬉しい」と語る三本修一代表に、仕事のやりがいなどについてうかがった。
東海エリアを中心に遺品整理などを行う

インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
三本 私は高校卒業後に就職した銀行を6年ほどで退社し、その後はアミューズメント業界に転職しました。自分で施設の経営を手がけたこともあるんですよ。その施設を畳み、次は何をしようかと考えていたところ、ちょうど知人から遺品整理や特殊清掃のことを聞いて関心を持ち、この仕事を始めました。起業して今年2022年で6年ほどになりますね。
畑山 超高齢社会のニーズにも、起業の時期がマッチした感じですね。遺品整理や生前整理の仕事は、近年よく耳にするようになりました。
三本 遺品整理は亡くなった方の持ち物を整理する作業で、ご家族が遠方にお住まいで立ち合いが難しい方からの依頼もお引き受けしています。一方、生前整理は終活に向けて自分の持ち物を整理したい方向けのサービスです。
畑山 対応エリアはどのあたりでしょうか?
三本 愛知、岐阜、三重の東海3県と長野県が基本エリアです。依頼があれば北陸や関西など遠方にも駆け付けますよ。
畑山 かなり広範囲ですね! 県外でも依頼しやすいですし、助かる人は多いと思いますよ。