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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アメリカで培った技術で
車両をカスタムペイント

 
 
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濱岡 最近ですと同車種2台を用いて天使と悪魔を表現したものや、某有名ブランドをテーマにしたペイントが印象深いです。お客様にとって特別な1台にすべく、魂を込めて120%以上の仕上がりでお届けしたいので、オーダーによっては数年かかる場合もあります。中には3~5年待ちのお客様もいらっしゃるんですよ。
 
矢部 数年待ちですか! 濱岡代表ファンの方がいることがよくわかるお話です(笑)。
 
濱岡 私にとっても、ご愛顧いただけるのはありがたい限りです。商売としては宣伝カーなどに対応したほうがいいのかもしれませんが、個人のお客様の一台一台をじっくりと手がけたいので、いわゆる企業案件はお断りしています。
 
矢部 一人ひとりとの信頼関係を何よりも大事にされているのですね。あらためて、濱岡代表はカスタムペイントというアートに取り組むアーティストだと感じます。
 
濱岡 ありがとうございます。裏を返せば、アートといっても車を1台制作するのは、やはり肉体労働的な部分もありますので、今後のことを考えバッテリー交換専門店や建設塗装もやっているわけです(笑)。ただ、コロナ禍以降はアメリカに行きづらくなったり、車のイベントも激減したりして辛かったです。それで、業界への危機感もあって匿名で、某SNSを使いオンラインカーショーを無料で実施したんですよ。1週間で80万ものアクセスがあり、とても反響が大きかったので本当に感無量でした。
 
矢部 素晴らしいお取り組みだと思いますし、車への熱い愛情をあらためて感じました。コロナもやや落ち着いてきたようにも感じます。昨今、今後に向けてどんな展望を持っておられますか?
 
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濱岡 引き続きカスタムペイントに注力することはもちろん、人々の車離れを防ぐためにさまざまな活動も行っていきたいです。最近になってやっと福岡や大阪でカーイベントに参加でき、心の底から嬉しかったですね。これからも、ますます技術を磨いていきたいと思います!
 
矢部 昔に比べると、同じ1台の車を長期大切にしているカーオーナーが増えていますよね。時代の変化に応じてカスタムペイントの需要は高くなるでしょうし、濱岡代表の役割もますます大きくなると思います。アーティスティックな技術と感性を持っていらっしゃるから、きっと引っ張りだこですよ。これからも車業界をリードしてくださいね。ご活躍を楽しみにしています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様と一緒になり好きなことをやってきた結果が、今の自分につながっていると思います。ですから、本当にいつも楽しんでおります。
(濱岡俊之)
 

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