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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

150年もの歴史を誇る
地域密着のクリニック

 

地域の住民を見守り、見守られる関係

 
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石黒 髙木先生のお話から、地域のかかりつけ医の魅力と大きな利点が、あらためてよくわかりました。私も小さい頃、両親が連れて行ってくれるかかりつけ医の先生に診ていただいていたので、すごく共感できます。医師との信頼関係ができると、なかなか普段、他人に言えない悩みなども相談できますし、現在の症状は何が原因なのかも把握しやすいですよね。
 
髙木 おっしゃる通りですね。どんな些細なことでも相談にも乗りますし、定期的な検診なども行いますから、みなさんにはぜひ地域のかかりつけ医を持っていただきたいと思います。
 
石黒 高木医院さんも代々、地域のみなさんの健康を見守っておられるわけですよね。でも、昔から地元の方に知られていると、その分プレッシャーも大きいのではないかと思います。
 
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髙木 確かにそれは感じますね。この船橋市には、古くからこの地に住んでおられる方も多いですし、どこに行っても名前が知られているので、なかなか気が抜けません(笑)。特に通院されているご年配の方は、小さい頃から私を知っておられる方も多いんです。中には、私が赤ちゃんの頃に抱っこしたことがあるという方もいらっしゃるほどなんですよ(笑)。
 
石黒 それはとても素敵なお話ですね! 髙木先生もまた地域の方々に見守られているようで、地域の方々と持ちつ持たれつの関係性ができているように感じます。髙木先生が、かかりつけ医としてのお仕事の中で大切になさっていることはなんでしょうか?
 
髙木 地元の方々と長く顔を合わせることになりますので、何度も足を運んでいただけるよう、患者様への丁寧な対応を心がけています。やはり、診療の中で嫌な思いをされた患者様は、どんどん離れていってしまいますからね。それに、高齢者の方の中には、少し離れた場所にある病院に足を運ぶのも困難で、ここにしか来られないという方も少なくありません。嫌な思いをしながら来院されるのは申し訳ないですから、親しき中にも礼儀ありの精神で気を付けています。