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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ハピネス心理学の実践で
幸福と成功が手に入る!

 
 
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八木 たったそれだけのことで、どうして人間関係が良好になるのか不思議ですね。
 
宮崎 それは愛の力なんですよ。愛というのは 自分に足りないものが満たされる時に感じるものなんです。例えば子どもが親に愛を感じるのは優しく接してくれて、おいしいご飯を食べさせてくれるから。学校で先生に愛を感じるのは自分に勉強を教えてくれるから。男女の間では、生物学的な意味で自分にないものを満たしてくれるから愛を感じるというように。
 
八木 なるほど。上司は自分が尊敬されたいでしょうから、それを満たしてくれる言葉には愛を感じるというわけか。私は野球選手だったので、野球少年の能力をハピネス心理学で向上させられるかどうかにとても興味があります。
 
宮崎 子どもは自分自身にどのような能力があるかを知りません。ですから「君たちは無限の能力を持っている」「天才かもしれない」と前向きな言葉をかけてあげください。すると、自分の中から「やれそうだ」という意欲が湧いてきて スポーツも上達するんですよ。
 
八木 結果をほめるのではなく、物事を始める前に勇気づけてあげるわけですね。
 
宮崎 ええ、すでに起きた出来事に焦点を当てると、「ここが悪かった」「もっとあいつのやり方を見ろ」というように後ろ向きな言葉が多くなってしまいがちです。これでは子どもも練習を頑張ろうという気になりづらいでしょう。しかし、「君には力がある」と言ってあげると心の奥底からやる気が出て、どんなに難しいことにもチャレンジできるはずです。
 
八木 勉強になるなぁ 。心を整えてあげること。これが大事だとよく理解できました。
 
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宮崎 そうですね。肉体は訓練すれば強くなり、休んでいれば疲れた体も回復します。でも、壊れた心はなかなか回復しないんですよ。重要なのは壊れる前にほめて、認めて、勇気づけてあげること。そうすれば何があっても乗り越えられる人間になれるんです。スポーツの指導に限らず、勉強でも お子さんをほめて、認めて、勇気づけてあげれば 成績も上がりますよ。そしてちょっと言葉を工夫するとゲームに夢中になる子どもが勉強するようにもなるんですよ。
 
八木 えっ、そんなこともできるのですか! すごいですね。ハピネス心理学は、現代にぴったりのコミュニケーションだと感じました。今日は宮崎代表の著書、『私の人生にミラクルを起こしたハピネス心理学』を読んで、引き続きしっかり勉強しようと思います。今日はありがとうございました。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事で高い目標に挑戦して到達すれば、楽しいし幸せになれますよね。一人の力で幸福になれる人はいません。誰かの力を借りてこそ、幸せになれるんです。ですから、ほめて、認めて、勇気づけるという相互関係を構築していくことが大事だと思います。
(宮崎英二)
 

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