公認会計士を目指し大学へ進学

インタビュアー 鈴木尚広(野球解説者)
大樂 鈴木さんにお目にかかれて光栄です。私は小学生の頃からプロ野球選手になることを目標に、中学まで野球を続けていました。あえなく夢破れて、高校ではラグビーに転向したんですけどね(笑)。その後、進路を決める時期に公認会計士を志すようになり、資格試験の合格率が全国一といわれていた慶應義塾大学の商学部に入学しました。ちなみに読売ジャイアンツの監督を務めていらした高橋由伸さんは、私の2つ上の学年に在籍していたんですよ。東京六大学野球はよく見に行ってました。
鈴木 大樂所長の声援は、グラウンドの高橋さんにも届いていたのではないでしょうか。ところで、大樂所長は公認会計士資格を取得したからこそ今があるはずです。試験にはいつ頃合格されたのでしょう?
大樂 大学卒業後の24歳のときです。経済系の資格の中でも最難関と言われる公認会計士試験ではあったものの、プロ野球選手はナイターの試合でも朝9時から練習するくらい、大変な努力をされているじゃないですか。私もその努力に感化され、頑張ることができました。
鈴木 プロ野球界で生き残るには、必死に練習するしかありませんからね。私たちのその努力が大樂所長の励みになっていたなら、嬉しく思います。