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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

丁寧なグラウンド整備で
アスリートの安全を守る

 

野球でつないだ縁が実を結び独立

 
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駒田 独立のきっかけは何だったのでしょう?
 
清水 日本野球連盟埼玉県野球協会の役員の方に声をかけていただき、プライベートで同協会の理事として社会人硬式野球のサポートをさせていただく中で、日通野球部の方から「野球場を改修するので、新しくできたグラウンドの維持管理をやってくれないか」とご依頼いただいたんです。しかも日通さんによる雇用ではなく、委託という形でのお話でした。たくさんいるグラウンドキーパーの中から自分を指名してくださったことに感激した私は、自ら現場に入り込みたい一心で、起業を決意したんです。まさか自分が社長になるなんて思ってもみなかったものの、野球によって出会えた方々から背中を押していただき、踏み出すことができました。
 
駒田 野球が紡ぐ縁の大切さは、私も非常によくわかりますよ。そんな名門の野球部から声がかかるなんて、清水社長の腕が相当信頼されていた証でしょう。
 
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中高生向けに球場に関する講習を行うことも

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選手が安心してプレーできるよう丁寧に整備する
清水 ありがとうございます。起業して以来、日通野球部を始め、社会人や大学、高校の野球チームからのご依頼もいただけるようになりました。
 
駒田 それはすごい! ではあらためて、御社の詳しい事業内容をお聞かせください。
 
清水 自社整備用機械を使い、グラウンド整備では内野の日常整備や外野人工芝のメンテナンスを行っております。周囲の緑地管理も手がけています。また、施設内の受付業務は、来客対応や荷受け、電話対応をさせていただいています。簡単な大工仕事も対応しています。私が野球の審判員の資格を持っていることもあり、年に数回、オープン戦の審判もさせていただいています。「グラウンドに出て整備している」というグラウンドキーパーのイメージとは違い、弊社は多角的にアスリートを支える仕事を行っています。
 
駒田 なるほど。アスリートのために幅広い事業をこなしている御社は非常にありがたい存在ですね。