
インタビュアー 水野裕子(タレント)
佐藤 開業当初から20年あまりは新築塗装工事が主体でしたが、今はホームページにもあるように、主に戸建て住宅の外壁や屋根の塗装、修理、防水処理などを行っています。また、門扉やフェンス、ブロック塀やさまざまな石材の塀を、高圧洗浄によってきれいにする対応もしておりますよ。
水野 ただ単に壁や屋根を塗り変えるだけでなく、お家周りのさまざまな箇所について施工していただけるんですね。その中で、佐藤代表が大切にしていることはなんでしょうか?
佐藤 とにかく基本に忠実であることですね。基本的な作業の流れをしっかりと守っていれば、どんな作業でも自ずときれいに仕上がると私は考えているんです。例えば、塗料には種類によってそれぞれに適した混合割合および希釈率というものがあります。ある程度手慣れてくると、これを目分量で配合する職人も中にはいるんですよ。しかし、配合が適当だと、どんなに高級な材料を使っていても、本来の性能が発揮できず、すぐに塗装が剥がれてしまうなど、悪影響を及ぼすことになります。ですから、たとえ手間をかけても、私は配合する分量をしっかりと量って使用するようにしているんです。また、希釈のしすぎも塗料がはがれやすい要因になりますので、私は5~10%以内で使用しています。
水野 なるほど! ベテランの職人さんになると、長年の経験をもとに自身の勘で作業を行うという話はよく聞きますね。でも、やはり基本に忠実であるほうが間違いはないと思います。佐藤代表は、それを長いキャリアの中でずっと守り続けているんですね。
