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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

確かな技術に誇りを持ち
塗装で日本中に作品を!

 

刷毛に思いをのせて

 
社名の「恵比寿」にはさまざまな思いが込められている
社名の「恵比寿」にはさまざまな思いが込められている
内山 恵比寿塗装店さんならではの強みを教えてください。
 
竹之内 やはり第一は技術力、それとコストに対する意識ですね。塗装は手をかけるほどいいものができるものの、それだけを追求すると商売として成り立ちません。弊社の職人たちは、そのバランスを熟知していますので、高い技術力をもって、効率良く質の良い仕事を提供することが可能です。私たちは、塗装をお受けした建物を“作品”だと思っているんですよ。長く残るものですから、職人一人ひとりがこだわりを持って仕事に臨んでいます。その建物の役割やコンセプト、そこに集う人たちの顔まで思い浮かべながら、思いを込めて塗装をしているんですよ。
 
内山 素晴らしいですね。確かな腕を持ち、誇りを持って仕事に向き合う職人の皆さん、頼もしいです。ところで、「恵比寿塗装店」という社名には、何か由来があるのですか?
 
竹之内 七福神の恵比寿様が水や商売の神様だと聞いて、「塗料も液体だからいいかな」と思ったのが一つですね。また、恵比寿という場所に縁があったというのも理由の一つで、運送会社時代の担当地区であり、妻の両親がかつて暮らしていた町でもあるんですよ。あとは、単純に耳なじみのある言葉であること、ロゴにした時に見栄えがいいことなど、いろいろな要因で“恵比寿”という言葉に魅力を感じ、命名しました。
 
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内山 なるほど。たしかにスッと入ってきて覚えやすい社名だと感じました。
 
竹之内 ありがとうございます。会社を広く知ってもらうため、そして、頑張る人を応援したいという思いから、プロボクサーの澤田京介選手のスポンサー活動もしているんです。知人を介して知り合い、後援することになりました。それまでボクシングについては素人で観戦したこともなかったのに、今では試合のたびに駆けつけ、夢中で応援していますよ。
 
内山 スポンサー活動もされているんですか。世界チャンピオンになれば、多くのスポンサーがつくものの、その前の段階でスポンサーに名乗りを上げてくれるというのは、ボクサーにとって本当にありがたいことなんです。私も無名時代からのスポンサー会社は今でもしっかりと覚えていますから。きっと澤田選手もものすごく感謝しているでしょうね。
 
竹之内 そう感じてくれていたら嬉しいですね。私は商売も日々勝負だと思っているので、懸命に戦う澤田選手の姿に共感するとともに、勇気をもらっています。